デジタル大辞泉
「ビクーニャ」の意味・読み・例文・類語
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ビクーニャ
② ①の毛で織った柔らかく、
光沢のある
布地。
高級品とされる。また、それに似せた
毛織物。オーバー地などに用いる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
ビクーニャ
Lama vicugna; vicuña
偶蹄目ラクダ科。体長 1.3~1.9m。耳介は長いが,顔は短い。頸の基部から胸の前方にかけて白い長毛の総がある。 10頭ぐらいの小群をつくり,草類を食べて生活している。空気が薄い高山にすむのに適していて,標高 3600~5400mの高地にすんでおり,赤血球の数はヒトの3倍近くもある。ペルー,エクアドル南部,ボリビア中部,アルゼンチン北西部までのアンデスに分布する。
ビクーニャ
vicuña
ビキューナともいう。アンデス山中に生息するラクダ科の動物ビクーニャの毛からつくる高級毛織物をいう。ビクーニャの毛は,柔らかくて長く,光沢があり,ヘア繊維として非常にすぐれている。綾織にすると,羊毛よりも感触が柔らかく,おだやかなつやをもつ。飼育量が少いため生産量が限られ,高級な婦人服,紳士服地として賞用される。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
ビクーニャ
ぺんてる株式会社の油性ボールペン、シャープペンシルのブランド名。ボールペンは粘度の低い油性インキを採用。前軸グリップに波型の指紋ピッチを搭載している。
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世界大百科事典(旧版)内のビクーニャの言及
【ビクーナ】より
…ビクーニャともいう。[ラマ]に似たラクダ科の偶蹄類(イラスト)。…
※「ビクーニャ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」