ビスマーク諸島(読み)ビスマークショトウ(英語表記)Bismarck Archipelago

デジタル大辞泉 「ビスマーク諸島」の意味・読み・例文・類語

ビスマーク‐しょとう〔‐シヨタウ〕【ビスマーク諸島】

Bismarck Archipelago》パプアニューギニア北東部の島群。主島ニューブリテン島をはじめ、ニューアイルランド島アドミラルティ諸島などがビスマーク海を取り囲む。名称ドイツの宰相ビスマルクにちなむ。

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精選版 日本国語大辞典 「ビスマーク諸島」の意味・読み・例文・類語

ビスマーク‐しょとう‥ショタウ【ビスマーク諸島】

  1. ( ビスマークはBismarck ) 南西太平洋、ニューギニアの北東方にある諸島環太平洋造山帯の褶曲山系にあたり、約二〇〇の火山性島々からなる。一八八五年からドイツ領。第一次世界大戦後はオーストラリアの委任統治領、第二次世界大戦後もその信託統治領を経て、一九七五年独立した、パプアニューギニアの一部となる。主都ニューブリテン島のラバウル

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビスマーク諸島」の意味・わかりやすい解説

ビスマーク諸島
びすまーくしょとう
Bismarck Archipelago

パプア・ニューギニアの北東部、ビスマーク海を囲む島群。ニュー・ブリテン島ニュー・アイルランド島、アドミラルティ諸島など300以上の島からなる。面積4万8200平方キロメートル、人口約56万6000(2000)。中心都市はニュー・ブリテン島のラバウル。主要作物はタロイモサツマイモココアココヤシである。名称は、ドイツの政治家ビスマルクに由来する。

[谷内 達]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビスマーク諸島」の意味・わかりやすい解説

ビスマーク諸島
ビスマークしょとう
Bismarck Archipelago

パプアニューギニア東部の島群。ニューブリテンとニューアイルランドの2島を主島とし,アドミラルティ諸島および近接する島々から成る。環太平洋造山帯の一部をなす弧状の褶曲山地で,一般に山がちで火山も多く,大部分は熱帯雨林におおわれる。主産物コプラで,カカオ産額もふえている。おもな都市はニューブリテン島のラバウル,ニューアイルランド島のケビアンで,ともに良港。面積4万 8200km2。人口 37万 1400 (1989推計) 。

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