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ピレトリン ピレトリン pyrethrin

翻訳|pyrethrin

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デジタル大辞泉の解説

ピレトリン(pyrethrin)

除虫菊に含まれる成分。淡黄色の油状物質。昆虫に対する殺虫効果は大きいが人畜に対する毒性は低く、蚊取り線香などに用いる。類似の構造をもつ化合物ピレスロイドといい、合成される。

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百科事典マイペディアの解説

ピレトリン

ピレスロイドとも。除虫菊の殺虫有効成分。化学的にはピレトリンI,II,シネリンI,IIなどからなる淡黄色粘稠(ねんちゅう)の油状物質。昆虫の気門や表皮から体内に入り神経を麻痺(まひ)させる。
→関連項目ジョチュウギク(除虫菊)

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栄養・生化学辞典の解説

ピレトリン

 C21H28O3(mw328.45).

 ピレスリンともいう.シロバナムシヨケギクに含まれる殺虫成分.ピレトリン I(図), II がある.

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世界大百科事典 第2版の解説

ピレトリン【pyrethrin】

ジョチュウギク(シロバナムシヨケギク)の花に含まれる天然殺虫性物質で,原産地である中央アジアカフカス地方で,19世紀に入りその乾燥花が殺虫剤として用いられ始めた。現在では,アフリカケニアタンザニアが主生産国である。ジョチュウギクの殺虫成分はピレスロイドと総称され,ピレトリンI,II,シネリンI,II,ジャスモリンI,IIの6種からなる。いずれもシクロプロパン環を有する酸と5員環環状ケトンアルコールとのエステル体である。

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大辞林 第三版の解説

ピレトリン【pyrethrin】

乾燥した除虫菊の花から抽出される殺虫成分の総称。ピレトリンⅠ・ピレトリンⅡ・シネリンⅠ・シネリンⅡなどがある。黄色粘性の油状物質で、空気中で酸化されやすい。昆虫類に接触毒性を示す。殺虫剤に用いる。ピレスロイド。類似の合成ピレスロイドが開発されている。

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