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フクシア 〈ラテン〉Fuchsia

デジタル大辞泉の解説

フクシア(〈ラテン〉Fuchsia)

アカバナ科フクシア属の落葉中低木の総称。葉は楕円形。春から夏、基部が筒状で上部が4裂する萼(がく)をもつ4弁花が垂れ下がって咲き、雄しべ・雌しべとも長く、突き出る。園芸植物とし、花期は春から夏で、花色は紫・紅・白色などがある。中南米などに分布。ホクシャ。 夏》
《「フューシャ」とも》「フクシャ」に同じ。

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百科事典マイペディアの解説

フクシア

ホクシャ,ツリウキクサとも。熱帯アメリカやニュージーランド原産のアカバナ科の一属で,約100種がある。常緑または落葉性の低木,小高木であるが,園芸的に栽培されるのは交雑によってできた種類である。

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世界大百科事典 第2版の解説

フクシア【Fuchsia hybrida Voss】

アカバナ科の常緑低木。花は枝先の節から1~数個垂れ下がって咲き,萼は先が4裂,開出あるいは反曲して大きく,花弁のように見え,花弁は萼よりも小さく4枚で,幅広く重なり合う。8本の長いおしべと1本の長いめしべが目だつ。花色は豊富で,鉢物に使われる。 フクシア属Fuchsia(英名lady’s eardrop)は約100種知られており,その大部分は中・南米に原産する(ニュージーランドに4種,タヒチに1種)。

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大辞林 第三版の解説

フクシア【Fuchsia】

アカバナ科の低木。中南米に約100種が分布。交配・改良種を園芸植物として観賞。葉は卵形。枝先の葉腋ようえきの花柄に花をつけ垂れ下がる。萼がくは筒状で上半が四裂し、紅・紫・白など。花弁は四個。雄しべ・雌しべが長く突き出る。釣浮草つりうきそう。ホクシャ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フクシア
ふくしあ
[学]Fuchsia hybrida Voss.

アカバナ科の落葉低木。ホクシャともいう。熱帯アメリカ、南アメリカ、ニュージーランドなどに多くの種が分布するが、そのうちの数種を親として改良された園芸植物。普通は温室内で栽培し、鉢植えにして観賞される。葉は対生し、卵状披針(ひしん)形で縁(へり)に鋸歯(きょし)がある。花は径3~6センチメートルで美しく、枝先の葉腋(ようえき)に細長い柄を出して垂下する。萼(がく)の下部は筒状、上部は4片に分かれて赤色、花弁は4枚で紫紅色である。ほかに、萼が白色や桃色のもの、花弁が紫、紅、桃、白色のものなどがある。雄しべは8本で雌しべとともに長く突き出ている。花期は普通は4~6月を中心に3~11月。八重咲き品種もある。
 粘質壌土に腐葉と川砂を混ぜた土で鉢植えにし、適時、芯(しん)を摘んで育てる。高温と乾燥に弱く、夏は涼しい場所に置く。繁殖は挿芽により、秋から春先に温室内で行う。[松岡清久]

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