コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ブルーベリ ブルーベリVruber', Mikhail Aleksandrovich

3件 の用語解説(ブルーベリの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブルーベリ
ブルーベリ
Vruber', Mikhail Aleksandrovich

[生]1856.3.
[没]1910
ロシアの画家。ペテルブルグ大学で哲学を学び,1880年以降画家に転向。 76,92,94年にフランスイタリアを旅行。象徴主義的な画風で神話の人物などの幻想的な主題を描き,19世紀末の画壇の中心として活躍した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ブルーベリ【Mikhail Aleksandrovich Vrubel'】

1856‐1910
ロシアの幻想画家。移動展派ひとりペテルブルグ大学法学部卒業後,美術アカデミーに入りP.P.チスチャコフに師事(1880‐84)。1884‐89年キエフのキリロフスカヤ教会堂ウラジーミル聖堂イコンと壁画の復元をまかされた。89年モスクワに移り,アブラムツェボ派に加わる。S.I.マーモントフのオペラ劇場の舞台美術を担当。オペラや神話,叙事詩,聖書,文学作品を題材とした優れた絵画を残した。ニーチェの思想や世紀末退廃思潮の影響も大きく,描かれる人物は寓意的であり,色彩は幻想性を帯びている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブルーベリ
ぶるーべり
Михаил Александрович Врубель Mihail Aleksandrovich Vrubel'
(1856―1910)

ロシアの画家。オムスクの軍人の家庭に生まれ、ペテルブルグ美術アカデミーでチスチャコフに師事。早くから才能を認められ、キエフのキリロフスキー修道院の壁画修復を行った。その後モスクワへ移り、マーモントフの私立オペラ劇場での舞台制作を担当、一連の大装飾パネルを完成した。神話、英雄叙事詩、聖書、プーシキンレールモントフシェークスピアゲーテなど文学作品をテーマとした多くの作品を手がけ、その強烈な個性と大胆な構図で独自の美的世界を確立した。『悪魔』(1890)、『サルタン王物語』(1900)、『ライラック』(1900、いずれもモスクワ、トレチャコフ美術館)は有名。陶器やガラスを素材とする作品も制作している。[木村 浩]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

ブルーベリの関連キーワード新聞小説ボアソナードラ・ファージアフリカ神話桂太郎内閣北欧映画結城寅寿ミシンモレアス兪吉濬

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ブルーベリの関連情報