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ブーベ ブーベ Bouvet, Joachim

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブーベ
ブーベ
Bouvet, Joachim

[生]1656.7.18.
[没]1730.6.28.
フランス出身のイエズス会宣教師。中国名は白進,白晋。康煕 26 (1687) 年,中国の寧波に到着したルイ 14世派遣のフランス宣教師団の一人として,翌年北京に入った。まもなく幾何学その他の学術によって康煕帝の信任を得,多くのフランス宣教師の招聘を命じられた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ブーベ【Joachim Bouvet】

1656‐1730
フランスの宣教師。漢名を白晋もしくは白進という。フランスのルイ14世の命により,ド・フォンタネJean de Fontaneyを団長として中国に派遣された6人のフランス人イエズス会宣教師の一人で,1687年(康熙26)に中国に着き,翌年には北京で清朝第2代の康熙帝に拝謁した。康熙帝の親任を受け,側近にあってユークリッド幾何学などを進講した。康熙帝はヨーロッパの科学文明に深い関心を持ち,さらに多くの宣教師の渡来を望んだ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブーベ
ぶーべ
Joachim Bouvet
(1656―1730)

フランス生まれのイエズス会士。漢名は白晋(はくしん)、白進。ルイ14世派遣の宣教師団の1人として1688年北京(ペキン)に入り、以後布教にあたるとともに宮廷で奉仕し、清(しん)の康煕(こうき)帝にユークリッド幾何学、解剖学などを進講した。94年いったんフランスに向かって中国を離れた。98年多数のイエズス会士とともにフランス船で広州に到着した。『皇輿全覧図(こうよぜんらんず)』の作製にあたっては、モンゴル地方、長城一帯の測量を担当した。彼がフランス滞在中に公刊したのが『康煕帝伝』で、清朝史研究に欠かすことのできない名著である。[矢澤利彦]
『後藤末雄訳、矢澤利彦校注『康煕帝伝』(平凡社・東洋文庫)』

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