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プラーガ Praga, Emilio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プラーガ
Praga, Emilio

[生]1839.12.26. ゴルラ
[没]1875.12.26. ミラノ
イタリアの詩人,画家。裕福な家庭に生れ,早熟な才能を示したが,父の死によって生活が破綻し,酒におぼれて死を早めた。主著パレット』 Tavolozza (1862) ,『薄明』 Penombre (64) 。

プラーガ
Praga, Marco

[生]1862. ミラノ
[没]1929. コモ
イタリアの劇作家。 E.プラーガの息子。フランス近代劇に範をとり,ベリズモの手法を用いて,退廃したブルジョア社会を巧みな風刺をこめて描いた。また,イタリア作家協会を創設し,ミラノのマンゾーニ劇場の運営にもあたった。代表作は戯曲に『乙女たち』 Le vergini (1889) ,『理想の妻』 La moglie ideale (90) ,『友だち』L'amico (93) ,『美しきアポロン』 Il bell'Apollo (94) ,『開かずの扉』 La porta chiusa (1905) ,短編集に『あらわな魂』 Anime nude (20) ,長編小説に『金髪の娘』 La biondina (1893) などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

プラーガ【Emilio Praga】

1839‐75
イタリアの詩人,作家。ミラノ近郊のゴルラの裕福な家庭に生まれ,絵画と文学を学んだ。青年時代,パリでボードレールの《悪の華》に接し,大きな影響を受けた。1862年詩集《パレット》を発表し,詩人として認められ,以降スカピリアトゥーラ派を代表する詩人として活躍した。しかし父の死により経済的苦境に陥り,ミラノ音楽院の教授職を得たものの,アルコールにおぼれてボヘミアン的生活を送り,職を失って窮乏のなかに病死した。

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世界大百科事典内のプラーガの言及

【スカピリアトゥーラ派】より

…そこで一方では社会的不正義を糾弾するリアルな作品を書きながら,もう一方ではボードレール,ネルバル,ポーらの影響のもとに,イタリアのロマン主義文学が見過ごしてきた悲惨なもの,怪奇なものへ文学的探究を進めていった。会話体を大胆に取り入れた絵画的詩を書いたプラーガや,幻想的な詩風のボーイト,幻想的小説を多く残したタルケッティIgino Ugo Tarchetti,特異な言語実験をしたドッシCarlo Dossiらがその代表的作家である。多様な傾向を示した同派の文学は,この後に興る自然主義文学,デカダンス文学,さらには未来派の文学運動にまで影響を与えた。…

※「プラーガ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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