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ヘリック Herrick, Myron Timothy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヘリック
Herrick, Myron Timothy

[生]1854.10.9. オハイオハンティントン
[没]1929.3.31. パリ
アメリカの弁護士,銀行家,外交官。オハイオ・ウェズレイアン大学卒業。 1878年弁護士になり,銀行業や実業方面でも活躍。 86~94年ソサエティ・フォー・セービングで会計係をつとめ,のちに同銀行の頭取,会長となった。 1901年アメリカ銀行協会会長,03~06年オハイオ州行政長官をつとめ,12~14年フランス駐在大使となり,第1次世界大戦勃発当初の戦争犠牲者救済活動に尽力。戦後も 21~29年再度フランス駐在大使をつとめた。

ヘリック
Herrick, Robert

[生]1591.8.24. 〈洗礼〉ロンドン
[没]1674.10. デボンシャー
イギリスの詩人,聖職者。ケンブリッジ大学を出て牧師となったが,王党派であったため共和政府によって職を奪われた。王政復古によって復職。 B.ジョンソンの系譜に連なる「王党派詩人」の第一人者で牧歌的背景のなかで女性への愛を歌った。『ヘスペリデス』 Hesperides (1648) が代表的詩集。

ヘリック
Herrick, Robert

[生]1868.4.26. マサチューセッツ,ケンブリッジ
[没]1938.12.23. バージン諸島,シャーロットアマーリア
アメリカの小説家。ハーバード大学卒業 (1890) 。シカゴ大学英文学を講じる (93~1923) かたわら,シカゴを舞台に商業主義,産業主義に毒された現代社会をテーマにした多くの小説を発表。代表作『宿の主』 The Master of the Inn (08) のほか,『大衆』 The Common Lot (04) ,『あるアメリカ市民の回想』 The Memoirs of an American Citizen (05) ,『ある女の一生』 One Woman's Life (13) 。

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百科事典マイペディアの解説

ヘリック

英国の詩人。B.ジョンソンのサークルに属した王党派抒情詩人の一人。《ヘスペリディーズ》(1648年)には,恋や花を歌った繊細な珠玉の小詩が含まれている。〈カルペディエム(現在をつかめ)〉という主題を扱った《色あせぬうちにバラのつぼみをつめ》などの小唄が有名。

ヘリック

米国の作家。シカゴ大学で英文学を教えながら,《勝利する男》(1897年),《共有地》(1904年),《宿屋の主人》等,同時代の米国社会を批判する作品を書いた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ヘリック【Robert Herrick】

1591‐1674
イギリスの詩人。ロンドンに生まれ,少年時代は叔父の金銀細工の店で徒弟として働いた。ケンブリッジ大学卒業後ロンドンにもどり,〈ベン一家〉と呼ばれたベン・ジョンソンの文学サークルで,一番弟子の位置を占めた。思想的には王党派・国教会右派,文学的には古典文学とくにホラティウスを中心とするラテン詩の平衡と洗練を旨とした。1629年からデボンシャーで牧師。内乱に際して47年にピューリタンに追われたが,62年に復職。

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