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ヘレニズム美術 ヘレニズムびじゅつ

世界大百科事典 第2版の解説

ヘレニズムびじゅつ【ヘレニズム美術】

ヘレニズム〉という語がもつ概念の多様さは,美術史の用語の上にも反映し,しばしば〈ヘレニズム美術〉はギリシア美術と他民族の美術の統合様式を意味する言葉として使われることがある(たとえば〈ガンダーラにおけるヘレニズム美術〉などという場合(ガンダーラ美術))。しかし,他民族美術のギリシア化という現象は,ローマ帝政時代になって初めて顕著に現れたものであり,19世紀ドイツの歴史家J.G.ドロイゼンの《ヘレニズム史》に始まり,今日一般化している時代概念としての〈ヘレニズム〉とは,関係がない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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