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ペレス・ガルドス Benito Pérez Galdós

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世界大百科事典 第2版の解説

ペレス・ガルドス【Benito Pérez Galdós】

1843‐1920
19世紀スペイン最大の小説家,劇作家。マドリード大学で法律を学んだのちジャーナリストになったが,処女作《黄金の泉》(1868)で文壇にデビュー。以後,バルザックディケンズを師とし,50年以上にわたって書き続け膨大な作品を残した。この作品群の中核をなすのは次の二つのシリーズである。その一つは46冊の小説からなる《国史挿話Episodios Nacionales》(1873‐1912)で,これはトラファルガー海戦から王政復古にいたる19世紀スペインの歴史を描いたものであるが,なかでも1冊目の《トラファルガル》と7冊目の《ヘローナ》が傑出している。

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世界大百科事典内のペレス・ガルドスの言及

【スペイン文学】より

…このジャンルの嚆矢となったフェルナン・カバリェロFernán Caballero(1796‐1877)の《かもめ》,P.A.deアラルコンの《三角帽子》,そしてアンダルシアを舞台に,恋と宗教的使命の板ばさみとなった神学生の心の葛藤を描いたJ.バレーラの《ペピータ・ヒメネス》などである。この傾向に属するものの,はるかにスケールが大きく,セルバンテスに次ぐ小説家と見なされているのがB.ペレス・ガルドスである。《国史挿話》という総合的題名のもとに19世紀スペインの歴史に題材を得た46巻におよぶ小説を,また《現代スペイン小説集》という総合的題名のもとに数多くの名作を書いて,スペイン社会がかかえている問題と人間を描いた彼の偉業はバルザックの《人間喜劇》を思わせるものである。…

※「ペレス・ガルドス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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