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ホウネンエビ(豊年蝦) ホウネンエビfairy‐shrimp

世界大百科事典 第2版の解説

ホウネンエビ【ホウネンエビ(豊年蝦) fairy‐shrimp】

初夏のころ,西日本の水田など,水温の高くなる浅い淡水に現れる体長2cmくらいの小型の甲殻類(イラスト)。鰓脚(さいきやく)亜綱ホウネンエビ科。雌雄とも無色半透明であるが,しばしば美しい緑色を帯びる。ホウネンエビが水田にたくさん発生した年は豊年になるという言い伝えから,豊年魚あるいは豊年虫などとも呼ばれた。背側を下にして泳ぐ。日本の関東以西および韓国,中国の東北,中部に分布している。本種およびアルテミアなどの属する無甲類は,カシラエビ類に似た形態を有するもっとも原始的な現生甲殻類の一員で,5科約180種が知られる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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