出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
オランダの風景画家。アムステルダムに生まれ、同地で没。彼はおそらく1657年ごろからロイスダールの弟子であったと推定され、62年ごろまでの作品にはその影響が強い。以後独自の画風を開き、68年まで主として池や広い道によって視野を遮られる水車小屋や森のある風景を、明るい緑や褐色、繊細なグレーの色調を用いて描いた。ロイスダールのロマン派的な幻想風景とは対照的な、明るい自然の姿が彼の作品の特色である。68年に結婚し、アムステルダム市のワインおよび油の計量器検定官として働く。このため描画を放棄したかにみえたが、89年に代表作と目される『ミッデルハルニスの並木道』(ロンドン、ナショナル・ギャラリー)では遠近法を大胆に取り入れ、ロイスダールに比肩する手腕を示した。また『水車のある風景』(同上)も秀作として知られる。
[野村太郎]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加