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ボゴール Bogor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボゴール
Bogor

インドネシア,ジャワ島西部,ジャワバラット州の都市。ジャカルタ南方 45km,プリアンガン山地北西部,標高 270mの高原に位置する。涼しく,首都ジャカルタから近いため,避暑地として知られ,大統領の離宮ボゴール宮殿 (旧オランダ総督別邸) がある。ボゴール植物園が熱帯植物の収集で知られるほか,ボゴール農業大学や熱帯農林学の研究機関が集中している。住民はスンダ人,ジャワ人など。米,茶,キニーネ,ゴム,コーヒーなどの集散,加工が盛ん。近郊には近代的な工場が立並び,一大工業地帯となっている。バンドン-ジャカルタの鉄道交通の要地であり,ジャカルタへは高速道路も通じている。人口 27万 4000 (1984推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

ボゴール(Bogor)

インドネシア、ジャワ島西部の保養都市。ジャカルタの南約50キロメートルに位置する。オランダ領時代からバイテンゾルグ(無優境)と呼ばれる避暑地であり、総督府が所在した。1817年設立のボゴール植物園がある。

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百科事典マイペディアの解説

ボゴール

インドネシア,ジャワ島西部,サラク火山の北麓にある避暑地。ジャカルタの南方約50km,標高250mにある。オランダ時代にはバイテンゾルフと呼ばれ,1745年総督の別邸がおかれるまでは原生林であった。

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世界大百科事典 第2版の解説

ボゴール【Bogor】

インドネシア,ジャワ島西部の都市。人口27万2000(1990)。ジャカルタの南約60kmにあり,オランダ領時代はボイテンゾルフBuitenzorg(〈無憂境〉の意)と呼ばれた。サラク(標高2211m),ゲデ(同2958m)両火山の裾合谷の標高250mに位置する。年平均降水量は4200mmと多いが,年平均気温は24.8℃でジャカルタよりしのぎよい。1745年にオランダ総督の別荘が設けられるまでは原始林に覆われていた。

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大辞林 第三版の解説

ボゴール【Bogor】

インドネシア、ジャワ島西部の都市。ジャカルタ近郊の保養地として、オランダ領時代に開発された。世界有数の熱帯植物園がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ボゴール
ぼごーる
Bogor

インドネシア、ジャワ島西部の都市。ジャカルタの南50キロメートル、サラク(2211メートル)、ゲデ(2958メートル)両火山の裾合谷(すそあいだに)の標高265メートルに位置する。人口24万7409(1980)。降水量が多く年間4000ミリメートルを超えるが、気温はジャカルタより低くしのぎやすい。オランダ植民地時代の1745年にジャカルタの暑熱を避ける土地として開かれ、総督官邸や熱帯植物園が設けられてボイテンゾルフBui tenzorg(無憂境)と命名され、以来同島最大の白人居住区であった。1817年に設立されたボゴール植物園は世界的にも有数の規模をもつもので、1万種に近い植物が栽培され、さく葉館、図書館や熱帯実用植物栽培場が併設されている。第二次世界大戦後、これらの施設を中心にボゴール農業大学が創立された。最近は国鉄によるジャカルタへの通勤者も多くなっている。なお、ボゴール東方のプンチャク峠(1060メートル)一帯はさらに高地の休養地として開かれ、別荘やバンガローが点在する。[別技篤彦]

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