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ボヘミア・ガラス Bohemian glass

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世界大百科事典 第2版の解説

ボヘミア・ガラス【Bohemian glass】

中部ヨーロッパボヘミア地方(現在のチェコスロバキア北西部地方)で,13世紀ころより発達してきたガラス工芸。その伝統は今日のチェコスロバキア,オーストリアドイツなどのガラス工芸に継承されている。その特色は,無色透明のカリ・クリスタル・ガラスを素材に使ったテーブルグラスに,豪華な彫刻やカットを施した点にあった。ボヘミアンバロック・グラスとして盛名を馳せた17世紀以降は,ヨーロッパ市場を独占していたベネチア・ガラスにかわって,ボヘミア・ガラスが市場を独占していった。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のボヘミア・ガラスの言及

【ガラス工芸】より

…その結果,各国はガラス製品の自給を考えるようになり,ムラノ島からのガラス工人の引抜きを図った。
[ボヘミア・ガラス]
 まずフランスで鏡の生産が始まり,それはやがてベネチアに代わってヨーロッパ市場を独占する。中部ヨーロッパのボヘミアでは,ビザンティン・グラスの技術導入のあった11世紀ころからの伝統の上に,ベネチアの技術を加えて16世紀ころより急速にガラス工芸を発達させた。…

※「ボヘミア・ガラス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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