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カットグラス カットグラス cut glass

翻訳|cut glass

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デジタル大辞泉の解説

カット‐グラス(cut glass)

彫刻や切り込み細工を施した透明度の高い鉛ガラス切り子ガラス

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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大辞林 第三版の解説

カットグラス【cut glass】

彫刻や切り込み細工をしたガラスやガラス器。切子きりこガラス。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

食器・調理器具がわかる辞典の解説

カットグラス【cut glass】

切り込み細工や彫刻を施した高級ガラス食器。各種グラスやサラダボウルなどがある。◇「切り子ガラス」ともいう。

出典|講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カットグラス
かっとぐらす
cut-glass

ガラス工芸の技法の一つ、およびその製品。わが国では切子(きりこ)ともいう。ガラスの器物の表面に、回転砥石(といし)などで溝を彫り込んで装飾とする方法で、透明で屈折率の高いガラスを用いた場合に、とくに効果がある。砥石の断面の形状と大きさによって溝の断面も変わるが、一般にはV字形の溝によって表面に幾何学的な模様を表すことが多い。色の異なるガラスをかぶせて、表層からカットすることも行われる。透明ガラスの地に赤あるいは青のガラス層をかぶせてカットした薩摩(さつま)切子はその好例である。
 カットグラスの起源は明らかでないが、貴石の加工技術がガラス塊に応用されたことに始まると推測される。アッシリア帝国のガラス器に一種のカット技法が認められるが、ヘレニズム、ローマ時代にはとくに発達したと考えられ、それがパルティアやササン朝ペルシアに伝播(でんぱ)し、ガラスの主要な装飾技法となった。正倉院蔵の円形切子白瑠璃碗(るりわん)は、その典形的な例である。また、イスラム・ガラスでも盛んに用いられた。17世紀以降、良質の透明ガラスが開発され、とくにイギリスで華麗な酒杯や鉢などがつくられ、近代のカットグラスの基礎が確立された。わが国では江戸時代にこの技法が導入され、江戸切子、薩摩切子などが製作された。[友部 直]

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