ポップ
ぽっぷ
Lucia Popp
(1939―1994)
オーストリアのソプラノ歌手。チェコスロバキアのブラチスラバ(現スロバキア共和国首都)に生まれ、プラハなどで声楽を学ぶ。1963年にデビュー、モーツァルトのオペラ、とくに『魔笛(まてき)』の夜の女王、『後宮からの逃走』のコンスタンツェなどで短期間のうちに名声を博した。ヨーロッパ各地の歌劇場や音楽祭で活躍、67年にはニューヨークでも成功を収めた。軽妙な声と表現、生き生きとした演技により、モーツァルト、R・シュトラウスなどのオペラを中心に活躍していた。80年(昭和55)ウィーン国立歌劇場日本公演に加わり初来日。
[美山良夫]
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知恵蔵
「ポップ」の解説
ポップ
ポピュラー(popular)の略で、1960年代に米英を中心に支持された前衛的な美術様式。ファッションではコントラストのはっきりした配色や合成繊維などを用いた現代的なスタイルを指し、「軽い」「気取らない」「ごちゃ混ぜ感覚の」などを意味する。近年、様々なサブカルチャーを背景に、常識に縛られていない日本のストリートファッションが「最もポップ」と評価されている。
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デジタル大辞泉
「ポップ」の意味・読み・例文・類語
ポップ(pop)
[名・形動]
1 大衆向きであるさま。また、時代に合ってしゃれているさま。「ポップなファッション」
2 ポップアートの。ポップアート風の。「ポップな感覚の色彩」「ポップな映像」
3 ポップス。また、ポップス調であるさま。「ポップな旋律」
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ポップ
〘名〙 (形動) (pop)
① ポップス。また、ポップス風の、ポップス調の。
② 美術・ファッションなどで、軽くて都会的なさま。また、大衆向けで商業性のあるさま。「ポップなデザイン」
③ (多く複合語の形で用いる) はじけること。飛び出ること。
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ポップ
ポピュラーの略。流行歌やひろく親しまれている歌や音楽のこと。
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