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ポドゴリツァ Podgorica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ポドゴリツァ
Podgorica

モンテネグロの首都。旧称ティートグラード (チトーグラド) Titograd (1946~92) 。アルバニアとの国境にあるシコダル湖の北,モラチャ川とリブニツァ川の合流点近くに位置する。 14世紀初頭の年代記にすでに名がある古い町で,1474年から 1878年まではオスマン帝国の支配下に置かれた。 1918年モンテネグロとセルビアの合併がこの地で発表された。第2次世界大戦後,チトー大統領にちなんでティートグラードと改称され,モンテネグロの首都となった。モンテネグロ最大の都市,商業の中心都市で,ティラナ (アルバニア) ,サラエボ (ボスニア・ヘルツェゴビナ) ,ベオグラード (セルビア) を結ぶ道路交通の要地にあたる。金属加工,食品,たばこ,化学,繊維,印刷などの工業が行なわれる。近郊にはローマ時代の遺跡がある。人口 15万1312(2011)。

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百科事典マイペディアの解説

ポドゴリツァ

モンテネグロの南東部にある,同国の首都。郊外にローマ時代の遺跡が残る古い町で,古くはリブニツァ,1326年からはポドゴリツァと呼ばれていた。第二次大戦で市街は壊滅的打撃を受けたが,戦後チトーグラードと改名し再建された。

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世界大百科事典 第2版の解説

ポドゴリツァ【Podgorica】

ユーゴスラビア南西部,モンテネグロ(ツルナ・ゴーラ)共和国の主都。人口11万8000(1991)。リブニツァ川とモラチャ川の合流地にあり,低地(45m)のため7月には40℃を超す炎暑となる。7世紀ごろから南スラブ人が定住し,中世セルビアのネマニッチ朝をたてたステファン・ネマーニャの生地である。13世紀ごろからポドゴリツァとして文献に見えるが,郊外に残るローマ時代のドゥクリア遺跡から判断して,町は古代からの都市であったことがわかる。

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大辞林 第三版の解説

ポドゴリツァ【Podgorica】

モンテネグロ共和国の首都。リブニツァ川とモラチャ川の合流地に位置する交通の要地。アルミニウム製造・食品などの工業が行われる。旧称、チトーグラード。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ポドゴリツァ
ぽどごりつぁ
Podgorica

モンテネグロ共和国の首都。1946~91年はチトーグラードTitogradと称したが、社会主義体制崩壊後、旧称であったポドゴリツァに改称された。人口17万9403(2003)。リブニツァ川がモラチャ川に合流する地点にあるため、ローマ時代から交通の要衝として発達。ローマ時代ドクレアDocleaとよばれ、後にスラブ人が来てポドゴリツァを建設した。15世紀後半から1878年までトルコ支配下にあり、第一次世界大戦ではオーストリア、第二次世界大戦ではイタリアに占領され、空襲により壊滅的被害を受けた。1945年にユーゴスラビア連邦人民共和国(旧ユーゴスラビア)の建国が宣言され、モンテネグロは連邦を構成する6共和国の一つとなり、翌46年、大戦の英雄チトーにちなんでチトーグラードと改称しツェティニェから遷都されると、モンテネグロ社会主義共和国の主都として、文字どおり政治、経済、文化の中心地となった。その後、旧ユーゴスラビアの解体を経て、1992年モンテネグロはセルビアとともに新ユーゴスラビア(2003~06年はセルビア・モンテネグロとなる)を成立させ、2006年6月にセルビア・モンテネグロから分離独立した。中世セルビアのネマーニャ王朝の開祖ステファン・ネマーニャStefan Nemanjaが洗礼を受けたと伝えられる聖ジョルジェ教会(11世紀)、トルコ風の旧市街に立つ時計塔(18世紀)、パルチザン戦士への記念廟(びょう)などで有名。ドクレアの出土品を収めた近郊の考古学コレクション、大学、放送局、空港、天文気象学研究所、地震観測所、諸種の専門学校がある。アルミニウム製造のほか、金属加工・織物・タバコ・食品工場がおもな産業である。[田村 律]

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