ポルト・アレグレ(読み)ポルトアレグレ

百科事典マイペディアの解説

ポルト・アレグレ

ブラジル南部,リオ・グランデ・ド・スル州の州都。グアイバ川左岸の貿易港で,ブラジル南部の商工業・文化の中心地。ドイツ系の市民が多い。農牧業地帯の中心都市で,農産物加工,輸送機械,冶金などの工業がある。南へ220km余りでウルグアイとの国境。1742年創設,1808年州都。140万9351人(2010)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ポルト・アレグレ
ぽるとあれぐれ
Porto Alegre

ブラジル南部、リオ・グランデ・ド・スール州の州都。人口は136万0590(2000)。サン・パウロ以南のブラジルの経済中心地をなす。パトス湖の北部、グアイーバ川とよばれる入り江の東岸の丘陵地に位置し、急坂の多い街路が特徴的である。ドイツ人をはじめヨーロッパ系住民が多い。都心部には高層ビルが林立し南アメリカでも有数の近代都市である。1772年に建設され、パンパの草原地帯の北端をなす豊かな農牧地帯であるガウシャ草原を後背地として発展した。カノアス、ノボ・アンブルゴなど周辺13の行政地域をあわせて、人口300万人にも及ぶ大都市圏を形成し、製靴などの皮革工業、大豆油、ワイン製造などの食品工業、繊維工業など、後背地の産物を原料とした工業や金属、石油精製などの工業が発達している。重要な港湾都市でもあるが湾内が浅く、1万トン以上の船舶の寄港が不可能なため、港湾貨物取扱量では州内のリオ・グランデ(パトス湖の出口)やトラマンダイ(原油輸入港)に次ぐ。[松本栄次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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