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ポンカン

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栄養・生化学辞典の解説

ポンカン

 [Citrus reticuluta].ムクロジミカン科ミカン属に属する.ミカンの代表的な品種.

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百科事典マイペディアの解説

ポンカン

インド原産のミカン科の常緑樹。柑橘(かんきつ)の一種。樹高4m内外で枝にはとげがなく,葉はやや小型で,花は白色。果実は扁球形で200g内外。果皮は濃い黄橙色で厚く,内皮との間が中空になりやすくよくむける。

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世界大百科事典 第2版の解説

ポンカン【ponkan】

かんきつ類マンダリンの1種。台湾では椪柑と書き果梗部が突出するので凸柑とも書く。フィリピンバタンガスbatangas,インドでスンタラsuntaraなど異名が多く,品種も多く分化している。果実が扁球形で小さい低檣(ていしよう)系と,球形で大果の高檣系に品種は大別され,少しずつ特性が異なる。木は直立するが叢生(そうせい)状。葉は小さく,枝葉は密生する。白色5弁花が5月に咲く。果実は150~200g。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ポンカン
ぽんかん / 椪柑
ponkan
[学]Citrus poonensis Tanaka

ミカン科の常緑低木。インド北部原産。樹高約4メートルで、直立し、枝条は著しく密生する。葉は濃緑色で小さく、線状の翼がある。花は白色で結果枝に頂生し、多くは単生する。果実は縦径約5センチメートル、横径約6センチメートルで、果重200~250グラム、果柄部は突出し、果頂部はくぼむ。剥皮(はくひ)は容易で、果肉は甘味に富み、多汁で、香りが高く、風味がよい。多胚(はい)からなる数粒の種子がある。インド北部、ネパール、東南アジア、中国大陸南部、台湾に多く、日本では鹿児島県垂水(たるみず)以南、年平均18℃以上の土地に産し、とくに屋久島(やくしま)、種子島(たねがしま)のものはよい。大葉系、小葉系などがあるが、コウショウポンカンは優良品種である。イハラポンカンは耐寒力がやや強い。台湾では10~11月、鹿児島県では12~1月に熟す。[飯塚宗夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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