マウントバーノン(英語表記)Mount Vernon

翻訳|Mount Vernon

デジタル大辞泉 「マウントバーノン」の意味・読み・例文・類語

マウント‐バーノン(Mount Vernon)

米国バージニア州北部の都市アレクサンドリア近郊の地名。初代大統領ジョージ=ワシントン邸宅墓所がある。
米国ニューヨーク州南東部の都市。ニュー‐ヨーク市の北東郊、ブロンクス川とハッチソン川の間に位置する。19世紀半ばに計画都市として整備された。南部電子工業機械工業工場立地

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マウントバーノン」の意味・わかりやすい解説

マウントバーノン
Mount Vernon

第1代アメリカ大統領 G.ワシントンの邸宅と墓地のある場所。アメリカ合衆国,ワシントン D.C.から 24km離れたポトマック川沿岸にある。 18世紀に建てられた木造家屋で,ワシントンとその家族が用いた家具類が保存されている。ワシントンは3歳以後ここで育ち,大統領引退後もここに居住した。付近一帯の約 20km2はワシントン家の私有地であったが,現在は約 0.8km2土地婦人会所有,管理し,免税地となっている。

マウントバーノン
Mount Vernon

アメリカ合衆国,ニューヨーク市の東郊,ブロンクス川とハッチンソン川にのぞむ都市。 1664年入植,付近一帯ではアメリカ独立戦争のとき,数回の戦争が行われた。 1851年,ニューヨーク市の高い家賃の対策として住宅組合がここの土地を買収して以来,郊外の住宅地として発展した。出版衣料電気器具薬品などの産業が発達している。ハッチンソン川を浚渫してできた港は,石油の備蓄基地となっている。人口6万 7153 (1990) 。

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世界の観光地名がわかる事典 「マウントバーノン」の解説

マウントバーノン【マウントバーノン】
Mount Vernon

アメリカの首都ワシントンにある、ジョージ・ワシントンの私邸が建つエリア。ポトマック川を見下ろす丘の上の広大な農園に囲まれ、ジョージ・ ワシントンが22歳から他界するまで暮らした私邸が建つ。牛や馬、羊がのんびりと草をはむ牧場や果樹園、野菜畑など、広々とした敷地の中にワシントンが息を引き取った邸宅が当時のままに保存されている。ワシントンは引退後にこよなく愛した大農園に戻ったが、そのわずか2年半後にこの世を去った。

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