イギリスの生理学者.アバディーン大学で医学を学び,1898年卒業.ライプチヒ大学に留学して生化学を学んだのち,1900年ロンドン病院医学校助手,翌年講師.1903年アメリカ,クリーブランドのウェスタンリザーブ大学生理学教授となり,1918年カナダのトロント大学に移った.1928年母校アバディーン大学へ戻り,医学欽(きん)定講座教授となった.呼吸や炭水化物の代謝に関して広く研究した.トロント大学において,かれが提供した実験室でF.G. Banting(バンティング)らがインスリン(この命名はMacleod)を抽出した.その後,Macleodはその大量抽出を助け臨床試験を推進した.1923年Bantingとともにノーベル生理学医学賞を受賞.かれの功績を認めないBantingの批判を受けて,大量抽出・精製に功績のあったJ.B. Collipと賞金を分けあった.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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