デジタル大辞泉 「シャスタ山」の意味・読み・例文・類語 シャスタ‐さん【シャスタ山】 《Mount Shasta》米国カリフォルニア州北部の山。カスケード山脈の南部に位置する。標高4317メートル。名称は先住民のシャスタ族に由来。安山岩質の成層火山で、多くの側火山をもつ。頂上は氷河におおわれる。マウントシャスタ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「シャスタ山」の意味・わかりやすい解説 シャスタ[山]Mount Shasta アメリカ合衆国カリフォルニア州北部の山。南北に延びるカスケード山脈の南端部に位置する休火山で,標高4317m。名称はインディアン部族名に由来する。カナダ人毛皮商P.S.オグデンによって1827年に発見され,54年E.D.ピアス隊によって初登頂された。標高では同州中東部のホイットニー山には及ばないが,コニーデ形の雄大な姿は印象的である。山頂部に氷河がみられる。執筆者:矢ヶ崎 典隆 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャスタ山」の意味・わかりやすい解説 シャスタ山シャスタさんMount Shasta アメリカ合衆国西部,カリフォルニア州北部にある円錐火山。標高 4317m。カスケード山脈中の一雄峰で,頂上は氷河に覆われる。 1827年に発見され,1854年初登頂。山の名はこの地方に古くから住むアメリカインディアンのシャスタ族に由来する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) 「シャスタ山」の意味・わかりやすい解説 シャスタ山しゃすたさんMount Shasta アメリカ合衆国、カリフォルニア州北部にある、カスケード山脈南部の安山岩質の成層・円錐(えんすい)火山。標高4317メートル。寄生火山が多く、見る向きによって姿がかなり変わる。1786年の噴火が記録され、当時噴出したらしい溶岩流もある。山頂部に谷氷河がある。山麓(さんろく)のシャスタ・ダムは、同州の巨大都市サンフランシスコの水がめである。[諏訪 彰] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例