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マグニトゴルスク Magnitogorsk

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マグニトゴルスク
Magnitogorsk

ロシア中西部チェリャビンスク州の都市。州都チェリャビンスクの南西約 250km,ウラル山脈南部東麓にあり,ウラル川にのぞむ。市の東にあるマグニトナヤ山の磁鉄鉱の開発に伴い,1929年製鉄所が建設されたことに始る。その後同製鉄所は数回にわたり拡張され,現在年産 1000万t以上の粗鋼生産力をもつ大製鉄所に発展,市はロシア屈指の鉄鋼生産中心地となっている。マグニトナヤ鉱山の鉱石は枯渇しつつある。鉄鋼業のほかに,鉱山設備修理,セメント,ガラスなどの工業が立地する。鉱山・冶金大学,教育大学がある。チェリャビンスクと鉄道,ハイウェーで連絡。空港もある。人口 40万8401(2010)。

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百科事典マイペディアの解説

マグニトゴルスク

ロシア南西部,チェリャビンスク州,ウラル山脈南端の鉱工業都市。市街はウラル川の両岸にまたがる。露天掘の磁鉄鉱とクズバスのコークスを用いた国内最大規模のマグニトゴルスク鉄鋼コンビナート(MKK)があり,1992年に民営化された。
→関連項目ロシア

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世界大百科事典 第2版の解説

マグニトゴルスク【Magnitogorsk】

ロシア連邦南西部,チェリャビンスク州南部,ウラル川の両岸にまたがる新興工業都市。人口44万(1993)。18世紀末,南ウラル山脈の東傾斜面にウラル最大のマグニトナヤ鉄鉱床が発見されたが,1929年鉱山の近くのこの地に冶金コンビナートが設立されて大規模な採掘が始まり,国内屈指の製鉄業中心となった。セメント,煉瓦,製靴,製パン,乳製品の諸工場もある。鉱山冶金大学と教育大学がある。全長約1000kmのコリマ自動車道の起点。

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大辞林 第三版の解説

マグニトゴルスク【Magnitogorsk】

ロシア連邦の西部、ウラル山脈南部の都市。付近は鉄鉱の産地で、鉄鋼・セメントなどの工業が発達。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マグニトゴルスク
まぐにとごるすく
Магнитогорск Magnitogorsk

ロシア連邦西部、チェリャビンスク州の都市。ウラル地方にロシア革命後つくられた重工業都市である。人口42万8100(1999)。ウラル山脈南部東麓(とうろく)、ウラル川の岸辺に位置する。ソ連の東部開発政策により誕生し、1929年より地元のマグニトナヤ山の磁鉄鉱を原料とする製鉄工場が建設されたのが始まりで、その後、鉄鋼業の拡大と建設資材(セメント、ガラス)工業の発展により大都市に成長した。今日もロシアの主要な鉄鋼生産地の一つであるが、地元の鉱石がなくなってきたので、カザフスタンの鉄鉱石を輸入している。また、原料炭はカラガンダ炭を使用している。鉱業大学、冶金(やきん)大学、教育大学が置かれ、空港もある。[中村泰三]

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