マスターキー

デジタル大辞泉 「マスターキー」の意味・読み・例文・類語

マスター‐キー(master key)

異なったいくつもの錠を開けることができる合い鍵。親鍵
[類語]錠前キースペアキー南京錠合い鍵箱錠掛け金かんぬき解錠施錠ロックシリンダー錠

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精選版 日本国語大辞典 「マスターキー」の意味・読み・例文・類語

マスター‐キー

〘名〙 (master key) 少しずつ異なるいくつかの鍵(かぎ)のどれにでも合う合鍵ホテル団地などで用いるもの。親鍵。
※顎鬚物語(1952)〈源氏鶏太〉四「腰に下げているマスターキイで、その部屋の扉を開いた」

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百科事典マイペディア 「マスターキー」の意味・わかりやすい解説

マスターキー

一連の錠をすべて開閉できる(かぎ)。ホテル,工場などで使用,各室が1本の鍵で開く。

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家とインテリアの用語がわかる辞典 「マスターキー」の解説

マスターキー【master key】

異なった複数の錠をあけることのできる合い鍵。ホテル・集合住宅・オフィスビルなどで、多数の錠の管理に利用される。◇「親鍵」ともいう。

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世界大百科事典(旧版)内のマスターキーの言及

【鍵】より

…また錠の取りつけ方法には,扉の框(かまち)の厚みの中に彫り込んで取りつける彫込錠,内側から扉面に取りつけた露出型の面付(つらつけ)錠,錠本体は持ちはこびができ,半円形に曲がった棒を掛け金にとおして施錠する南京錠などの形式がある。
[マスターキー]
 一つの基本の錠からは多数の異なった鍵と錠の組合せを作ることができるが,とくにシリンダー錠の場合,鍵の変化は無数にあるといっても過言ではなく,一つの建物で鍵の種類が数十から数百になることも珍しいことではない。このように鍵の種類が多いことは防犯などの面からは好ましいが,反面,共同利用の建物などでは鍵の管理が複雑となり,また非常時にはかえって安全性を損なうことにもなりかねない。…

※「マスターキー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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