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マニャスコ マニャスコ Magnasco, Alessandro

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マニャスコ
マニャスコ
Magnasco, Alessandro

[生]1667.2.4. ジェノバ
[没]1749.3.12. ジェノバ
イタリアの後期バロックの画家。通称 Il Lissandrino。父ステファーノに学び,のちにミラノに出て F.アビアティのもとで修業。初め肖像画家として出発したが,のちには廃虚,修道院などのロマンチックな風景,あるいは細長く引き伸ばされた人物像,特に修道士,尼僧,ロマ,審問官などを暗い色彩と激しいタッチで描いた。

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世界大百科事典 第2版の解説

マニャスコ【Alessandro Magnasco】

1667‐1749
生地ジェノバを中心に活躍したイタリアの画家。別称イル・リッサンドリーノil Lissandrino。後世の印象主義,さらには表現主義を予告するような,反古典主義的できわめて特異な作風を示す。幼時に画家の父から教えをうける。1682年ミラノに赴き,アッビアティFilippo Abbiatiにベネチア派風の手法を学び,J.ティントレットの明暗法を身につける。その後フィレンツェ等に旅をするが,晩年の1735年以後はジェノバで制作。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マニャスコ
まにゃすこ
Alessandro Magnasco
(1667―1749)

イタリア後期バロックの画家。ジェノバ生まれ。画家であった父ステファノの工房で修業したのち、ミラノに行きベネチアの画家フィリッポ・アッビアーティに師事。当初は肖像画を手がけていたが、サルバトール・ローザSalvator Rosa(1615―73)からの影響もあり、しだいに量塊性のない小さな人物が画面に現れるようになる。一時フィレンツェに出てトスカナ大公の宮廷画家となる。1711~35年ミラノに居住し、その後はジェノバに戻って、死ぬまでそこで活動した。彼の得意とした主題は、修道僧、隠者、ロマ(かつてはジプシーとよばれた)といった社会から疎外された人間、仕事に精を出す職人、そして嵐(あらし)に激しく揺さぶられる森などである。自由奔放な筆致と色斑(しきはん)を駆使した動勢の強い画面は、印象派の先駆的要素を含んでいて、その作風の独創性には伝統的な形式の打破がみられる。[小針由紀隆]

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