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マリエル共和国 マリエルMari El

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マリエル〔共和国〕
マリエル
Mari El

ロシア西部にある共和国。 1920年マリ自治州として設立され,36年自治共和国,90年名称をマリエルと改め,共和国となった。首都ヨシカルオラニジニーノブゴロド (旧ゴーリキー) 東方のボルガ川北岸に位置し,北東部は波状の丘陵性平地であるが,中部,西部は低平で,湿地帯が多い。タイガ地帯に入り,森林面積が全土のおよそ半分を占める。大陸性気候で,1月の平均気温は-13℃,7月は 19℃。年降水量 450~500mm。ウラル語族のフィン=ウゴル語派に属する言語をもつマリ人の国で,約 44%がマリ人,約6%がタタール人だが,ロシア人も多い。ライムギカラスムギ,アマ,ジャガイモなどの栽培,乳牛飼育などのほか,林業も盛ん。工業は電機,自動車部品などの機械工業が盛んで,工業出荷額の 40%を占める。ほかに材木,製紙,食品などの工業もある。交通はヨシカルオラから放射状に延びるハイウェー,カザンからヨシカルオラを通って北境に達する鉄道,ボルガ川,ベトルガ川の水運が中心である。面積2万 3200km2。人口 75万 8000 (1991推計) 。

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