マンタ(英語表記)Manta

デジタル大辞泉 「マンタ」の意味・読み・例文・類語

マンタ(〈ラテン〉Manta)

オニイトマキエイ別名

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精選版 日本国語大辞典 「マンタ」の意味・読み・例文・類語

マンタ

〘名〙 (manta) イトマキエイ科の海産のエイ類一種。体盤幅が約七メートルに達する。世界の亜熱帯・熱帯域に分布し、中層を遊泳する。頭胸部は扁平な体盤状、尾部はムチ状で、尾びれはない。頭部の目の前方に、胸びれの一部が耳状に突出した一対の頭鰭となっている。この形状が特異で、ダイビングの対象魚として人気が高い。口は頭鰭の間の頭部前縁にあり、動物プランクトンを食べる。和名、オニイトマキエイ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンタ」の意味・わかりやすい解説

マンタ
Manta

エクアドル西部,マナビ州西部の都市。州都ポルトビエホ西北西約 30km,太平洋マンタ湾にのぞむ港湾都市。前 3000年に人が住んでいたと考えられる地で,1200年頃にはインディオのマンタ族の首都であった。スペイン植民地時代にはポルトビエホからの移住者が町を建設。現在パナマ帽輸出港として知られるほか,同州の主要港としてコーヒー,カカオ,植物油,ゾウゲヤシの実などを積出す。市内には食品加工,製材,なめし皮,綿織物などの工業が立地。漁業基地でもあり,マグロ缶詰工場がある。近くに海浜保養施設がつくられ,魚釣りなども楽しめるため,近年観光業が発展してきている。キト,グアヤキルなどと道路で連絡。人口 12万 5505 (1990) 。

マンタ

イトマキエイ」のページをご覧ください。

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改訂新版 世界大百科事典 「マンタ」の意味・わかりやすい解説

マンタ

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ダイビング用語集 「マンタ」の解説

マンタ

和名・オニイトマキエイ。エイの中で最大の大きさを持つ。ブラックマンタと呼ばれる全身黒の個体もある。

出典 ダイビング情報ポータルサイト『ダイブネット』ダイビング用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内のマンタの言及

【イトマキエイ】より

…ふつう1産8尾ほどの子どもを生む。近縁種の大西洋産オニイトマキエイManta birostrisはマンタともいい,体板の幅が5~6mになり,ときには数百尾が群泳するのが目撃される。また,空中に跳び上がる行動もしばしば観察され,このときに胎児を生み落とすといわれる。…

※「マンタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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