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マーク・トウェーン(読み)マークトウェーン

百科事典マイペディアの解説

マーク・トウェーン

米国の作家。本名Samuel Langhorne Clemens。フロリダの貧しい開拓民の子として生まれ,少年期をミシシッピ河畔で送る。水先案内人をはじめ,新聞記者などの職業につきながら各地を渡り歩くうち,30歳のとき,ニューヨークの新聞に書いた〈跳ね蛙〉(1865年)が評判を呼び,さらに《赤毛布外遊記》(1869年)などのおおらかなユーモアが人気を集めた。《トム・ソーヤーの冒険》(1876年)《ミシシッピ川上の生活》(1883年),《ハックルベリー・フィンの冒険》(1882年)などは自伝的小説。《めっき時代》(1873年)や《王子と乞食》(1882年)は,苦い風刺に貫かれている。晩年のエッセー《人間とは何か》(1906年)などには暗鬱(あんうつ)なペシミズムがみられる。ホイットマンと並んで最もアメリカ的な文学者といわれ,その文学伝統を確立した国民的作家とみなされている。なお,〈マーク・トウェーン〉はミシシッピ川の水夫の言葉で〈深さ2尋(ひろ)〉の意。
→関連項目あしながおじさんミシシッピ[川]

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