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マートン マートン Merton, Robert K(ing)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マートン
マートン
Merton, Robert K(ing)

[生]1910.7.5. ペンシルバニア,フィラデルフィア
[没]2003.2.23. ニューヨーク
アメリカの社会学者。 1931年テンプル大学卒業後ハーバード大学で学び,1936年同大学助教授1941コロンビア大学教授。広範な問題領域に関心を示し,科学,技術,文化,経済,労働,人口,官僚制,マス・コミュニケーション,政党などに関する論文を発表しているが,特に,社会学論と方法論,社会構造論,知識社会学,マス・コミュニケーションの領域で注目すべき業績を残している。

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マートン
マートン
Merton, Thomas

[生]1915.1.31. バスク,プララド
[没]1968.12.10. バンコク
フランス生れのカトリック司祭。現代アメリカの最もすぐれた宗教作家,詩人。多彩な精神的遍歴ののち,コロンビア大学在学中 (1938) カトリックに改宗。 1941年トラピスト修道会に入り,きびしい修道生活をおくるとともに,その才能を認めた上長の許しによって著作に従事。

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マートン
マートン
Merton

イギリスイングランド南東部,グレーターロンドンを構成する 33地区の一つ。外部ロンドンに属する区で,グレーターロンドンの南西,キングストンアポンテムズの東に位置する。住宅地であるがミッチャムウィンブルドンなどの緑地も多い。

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マートン
マートン
Merton, Robert C.

[生]1944.7.31. アメリカ,ニューヨーク
アメリカの経済学者。 1970年マサチューセッツ工科大学で経済学博士号を取得。ハーバード大学教授。シカゴの金融先物取引所で通貨先物の取引の始った 1973年に,シカゴ大学の F.ブラックスタンフォード大学M.S.ショールズが提示したオプション価格の決定モデル「ブラック=ショールズ・モデル」の研究に協力,モデルの応用範囲の拡大につとめ,金融派生商品 (デリバティブ) 取引拡大への道を開いた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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百科事典マイペディアの解説

マートン

米国の社会学者。コロンビア大学名誉教授。社会学理論の発展に貢献した。パーソンズの包括的・体系的な一般理論に対して,〈中範囲の理論〉を提唱したことで知られる。抽象的理論の経験ばなれと,理論的方向性を自覚的にもたない経験的調査至上主義の双方を批判し,理論と経験的記述を等価に扱い,両者の有機的連関をうちたてようとするもので,経験的仮説を積み上げて概念枠組を構成することの重要性を主張した。
→関連項目逸脱行動

マートン

米国の著述家,詩人。フランス生れ。共産主義者であったが,カトリック教徒となり,1941年トラピスト修道士となる。著書に《七階の丘》(1948年)。

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世界大百科事典 第2版の解説

マートン【Robert King Merton】

1910‐2003
現代アメリカの社会学者。フィラデルフィアのスラム生まれる。ハーバード大学を卒業,1941年からコロンビア大学教授を務める。ソローキンに学び,マルクス主義を含めヨーロッパ社会学の知的伝統を吸収し,その精髄を社会学理論に再構成した。門下からS.M.リプセット,A.W.グールドナーP.M.ブラウ,L.A.コーザーらの俊英が輩出した。その学風は,パーソンズの演繹的で幾何学的精神と好対照を示し,むしろ帰納的かつ繊細な精神によって彩られている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

マートン【Robert King Merton】

1910~2003) アメリカの社会学者。小規模な作業仮説と巨大な図式をつなぐ「中間射程の理論」を提唱。著「社会理論と社会構造」「科学の社会学」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のマートンの言及

【犯罪学】より

…この異質的接触理論を修正するものとして,人は自己の犯罪行動を受容してくれるだろうと思われる実在または架空の人に対する自己同一化の程度によって犯罪を行うようになるというグレイザーD.Glaserの〈異質的同一化理論〉や,自分自身についてのよいイメージが非行抑制の重要な要素であるとするレックレスW.C.Recklessなどの〈自己観念理論〉などがある。〈アノミー理論〉はマートンR.K.Mertonがデュルケームの理論を独自に発展させたものである。現代社会は財産や社会的地位の獲得を到達すべき目標として強調するが,この目標を合法的に達成する手段はすべての者に与えられているわけではない。…

【アノミー】より

…この型の自殺はアノミー的自殺と名づけられている。 デュルケーム以後,資本主義化,都市化,大衆化などが大規模にすすむアメリカで,この概念が注目を浴びるようになり,G.E.メーヨー,R.M.マッキーバー,D.リースマン,R.K.マートンらの社会学者を通じて独自の展開をみている。とくにマートンの考察は著名で,彼は,ひとつの社会における文化的目標と制度的手段の不統合によって生じる規範の衰耗をアノミーと規定し,そのような場合,成員の間に逸脱行動が生じやすいとした。…

【逸脱】より

…平凡な同調行動ではなく,世人の非難の的となるような逸脱行動のなかに,研究者は各時代の特異性を科学的に評定する一種の指標を求めたのである。 1938年,R.K.マートンは,それまでプラグマティックな関心に左右され,政策的提言をもっぱらにしていたアメリカの社会病理学に対して,〈逸脱行動deviant behavior〉という用語を定着させる画期的な論文〈社会構造とアノミー〉を発表した。この論文は,フランス実証主義のよき伝統をはじめてアメリカにもたらしたという意味でも,また,種々の病理現象をはじめて科学的な概念で処理しえたという意味でも,まさしく以後の社会病理学をリードするものであった。…

【科学】より

…そこで,科学という知的営為をそうした社会的側面から学問的に追究しようとする領域が1950年代から徐々に現れてきた。一般には科学社会学sociology of scienceと呼ばれ,アメリカの社会学者R.K.マートンに発すると考えられている。 このように科学は現在さまざまな方法で,さまざまな領域から解明を試みられているが,たいせつなことは,それがつねに姿を変え形を変え性格を変えてダイナミックに変化するものであって,包括的かつ静的にとらえようとすると,必ずどこかでその把握からはみ出す,という点であろう。…

【社会心理学】より

…(4)集合行動や社会意識の研究 社会構造とその矛盾,変動などに関心をもつ社会学と,社会心理学とのいわば接点で展開されてきた諸研究である。たとえば社会構造と逸脱行動の関連を明らかにしたR.K.マートンのアノミー論,集合行動を一連の価値付加過程として定式化したスメルサーN.J.Smelserの理論などがあげられる。また,一般に社会意識の名称でよばれる階級・階層意識,政治意識,労働意識などの実証研究もここに加えることができる。…

【犯罪学】より

…この異質的接触理論を修正するものとして,人は自己の犯罪行動を受容してくれるだろうと思われる実在または架空の人に対する自己同一化の程度によって犯罪を行うようになるというグレイザーD.Glaserの〈異質的同一化理論〉や,自分自身についてのよいイメージが非行抑制の重要な要素であるとするレックレスW.C.Recklessなどの〈自己観念理論〉などがある。〈アノミー理論〉はマートンR.K.Mertonがデュルケームの理論を独自に発展させたものである。現代社会は財産や社会的地位の獲得を到達すべき目標として強調するが,この目標を合法的に達成する手段はすべての者に与えられているわけではない。…

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