ミシシッピ(英語表記)Mississippi

翻訳|Mississippi

大辞林 第三版の解説

ミシシッピ【Mississippi】

アメリカ合衆国南部、メキシコ湾に面する州。ミシシッピ川下流東岸に臨み、綿花の産が多い。州都ジャクソン。
アメリカ合衆国の中西部を南流する大河。ミネソタ州のイタスカ湖に源を発しメキシコ湾に注ぐ。輸送路としても重要。長さ3780キロメートル(支流のミズーリ川から測ると6210キロメートルとなる)。 〔「密士失比」とも当てた〕

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デジタル大辞泉プラスの解説

ミシシッピ

《Mississippi》アメリカ海軍の戦艦。ミシシッピ級の1番艦。前弩級戦艦。船体識別番号はBB-23。1905年進水、1908年就役。1914年退役ギリシャに売却され、「キルキス」と改称。1917年就役の同名の超弩級戦艦とは異なる艦。

ミシシッピ

《Mississippi》アメリカ海軍の戦艦。ニューメキシコ級の超弩級戦艦。船体識別番号はBB-41。1917年1月進水、同年12月就役。1914年に退役、ギリシャに売却された同名の前弩級戦艦とは異なる艦。1930年代前半に近代化改装を受ける。第二次世界大戦中は、レイテ沖海戦などに参加。終戦後、類別変更して実験艦となる。1956年除籍、スクラップとして解体。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ミシシッピ
みししっぴ
Mississippi

アメリカ合衆国南部の州。面積12万3584平方キロメートル、人口284万4658(2000国勢調査速報値)。北はテネシー州、東はアラバマ州、南はルイジアナ州、西はミシシッピ川を隔ててルイジアナ州とアーカンソー州に接する。州都ジャクソン。一般に低平な土地で、最高地点も北東部のウッダール山(246メートル)にすぎない。ミシシッピ川とヤズー川との間は肥沃(ひよく)な沖積地で、その東側は松林に覆われた台地状の土地である。気候は南半部では亜熱帯性で、北半部では温帯性である。州のほぼ中央部に位置する州都ジャクソンの年降水量は1270ミリメートル、平均気温は1月で8.3℃、7月で27.8℃である。低平な土地を利用しての農業が州の経済活動の中心であり、19世紀から主要農作物は綿花であった。綿花畑の面積は、地力の衰えやワタノハナゾウムシの被害によって減少したが、農業の多角化によって大豆、トウモロコシ、イネの栽培も多くなり、さらに畜産業も発達し、肉牛、乳牛の頭数も増加してきた。1930年代からは石油と天然ガスが採掘され、その後、テネシー川流域開発公社(TVA)や州の工場誘致政策によって工業も急速に発展してきた。近年、衣服、木工製品、食品、化学製品などの工業製品出荷額が農産物出荷額を上回るようになった。農業と工業の近代化にもかかわらず、州の1人当りの平均所得は全米で最低である。
 1541年にスペイン人のデ・ソトがこの地域を探検したが、1682年にフランスが領有を主張し、99年オーシャン・スプリングに最初のフランス人植民地が建設された。その後、開拓地が北と西に拡大し、フランスの植民地であるルイジアナの一部となった。1763年のパリ条約でイギリス領となり、イギリス人植民者たちが多数入植した。独立戦争のころ一時スペイン領となったが、1798年には正式に合衆国領のミシシッピ準州となり、1817年に合衆国20番目の州となった。黒人人口率が州では最高の36.3%である。[菅野峰明]

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