コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ミニチュアカー miniature car

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミニチュアカー
miniature car

実物の自動車をモデルに,縮小してつくられた模型ミニカー,モデルカーともいう。玩具としても用いられるが,ビンテージや限定生産による希少で高価なものはコレクションや観賞の対象として人気が高い。溶かした亜鉛合金を精密な鋳型に高圧力で流し込むダイキャスト製法のものが大半だが,ホワイトメタルアンチモニー (鉛とアンチモンの合金) ,コールドキャスト (ポリストーンという合成樹脂) ,レジン (ポリエステルレジンと炭酸カルシウム) ,プラスチック (ABS樹脂など) のものもつくられている。縮尺 (スケール) は1/43のものが最も多く出回っているが,1/18,1/24,1/64,1/87など細かく分かれており,車種によって異なる。日本では,1965年に米澤玩具がミニカーブランドのダイヤペットを発表。最初に量産されたのは,1970年にトミーが発売したトミカの全7車種。海外には,アメリカ合衆国のマッチボックスやホットウィール,ドイツのメルクリン,イギリスのディンキー・トイズやコーギー・トイズ,イタリアのメベトーイやマーキュリー,フランスの JRD,CIJといったミニカーブランドがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

ミニチュア‐カー(miniature car)

自動車の小型模型。ミニカー。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

ミニチュアカー【miniature car】

縮尺の小さな自動車の模型。ミニカーともいう。金属(亜鉛)ダイカスト製のスケールモデルで,縮尺は1/42または1/43が多い。おもちゃの自動車から発展し,1914年にはアメリカでT型フォードの模型がつくられたが,本格化したのは,34年イギリス,フランス,35年ドイツで生産されるようになってからである。日本へは55年に輸入紹介され,また同年アメリカ向けのものが製造されている。国産モデルの製造・発売は59年が最初である。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ミニチュアカー【miniature car】

ミニカー に同じ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ミニチュアカー
みにちゅあかー
miniature car

超小型の模型自動車玩具(がんぐ)。ミニカーmini carともいう。モデルカーmodel car(模型自動車)の一つで、収集して楽しむホビー玩具として世界的流行をみせている。モデルカーには、金属製モデルカー、レーシング用モデルカー、ミニチュアカーなどがあり、ミニチュアカーは模型自動車として代表的なもので、最初は置物、飾り物として発生した。イギリスではすでに90年以上の歴史をもっているというが、実物を正確に縮尺複製できるダイカストdie casting(鋳物製)がおもになっている。イギリスのデンキー、コーギー、スポットオン、レズニー(マッチボックス)、バッチ、ドイツのガマ、ツイス、イタリアのリオ、マーキュリー、ポリトーイ、フランスのソリッド社などが代表的メーカーで、ヨーロッパ40社の総車種は、約6000種以上にのぼるといわれる。日本にも約1000種以上紹介されているが、国産品も1959年(昭和34)から数多く出回っている。
 あらゆる車種が、実物とそっくりにつくられ、愛好されて、これを収集する趣味が広まった。収集家相手のミニチュアカーは、自動車工業の発達を反映して、多種多様の型が続いてつくられている。フランスには収集家のための組織CIAM(国際自動車ミニチュア・クラブ)があり、日本でもJMCC(日本ミニチュア・コレクタークラブ)などがカーブームにのって生まれた。13歳前後を頂点に、成年層にまで広い支持がある。[斎藤良輔]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ミニチュアカーの関連キーワード日本の遊び・玩具史(年表)ミニチュアカードタカラトミー

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ミニチュアカーの関連情報