デジタル大辞泉
「ミリ」の意味・読み・例文・類語
ミリ(〈フランス〉milli)
《千の意の〈ラテン〉milleから》
1 国際単位系(SI)で、単位の上に付けて1000分の1(10-3)を表す語。記号m
2 「ミリメートル」の略。
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ミリ
[1] 〘
語素〙 (milli-)
メートル法の諸単位の上に付けて、その千分の一を表わす語。
[2] 〘名〙
① 「
ミリメートル」の略。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
ミリ
Miri
マレーシアのボルネオ島北西部,サラワク州の都市。人口16万9000(2000)。住民の2/3は華人で客家(ハツカ)が多い。1910年の石油採掘開始によって生まれた町で,第2次世界大戦中日本軍に破壊されたが復興して,最近20年間に人口は4倍となった。現在の油田は沖合の海底で,生産はシェル石油会社が独占し,町外れにイギリス人の高級社宅街がある。脱企業都市をめざし,1970年代に周辺の丘陵地に大規模な公営のアブラヤシ農園が開設された。
執筆者:太田 勇
ミリ
milli
ある量を表すときの単位につける接頭語で,10⁻3倍の意味。記号にはmを用いる。国際単位系(SI)でSI接頭語の一つとして採用されている。長さ1×10⁻3mは1mm(ミリメートル),体積1×10⁻3l(リットル)は1ml(ミリリットル)というようによく使われる。
執筆者:大井 みさほ
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
ミリ
Miri
マレーシア,ボルネオ島北西部,サラワク州の港町。 1911年石油採掘の中心町として開かれた。 1930年代を境に陸上での採油は退潮に向ったが,70年代に入って海底油田の開発が進んだ。ゴムとイネの栽培を主とする農業地域の商業中心地でもある。人口5万 2125 (1980) 。
ミリ
milli-
単位の 10-3 倍 (1000分の1) を表わす SI接頭語。記号はm。たとえば 1mg=0.001gである。ラテン語のミッレ (1000) に由来する。
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ミリ
1000分の1を意味するSI接頭語。記号m。ミリメートル,ミリリットル,ミリバールなど。→国際単位系
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ミリ
ミリ
milli
補助単位の接頭語(SI接頭語).10-3.記号 m.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
ミリ
小さな数値を表すための補助単位のひとつ。1000分の1を意味する。
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世界大百科事典(旧版)内のミリの言及
【サラワク[州]】より
…地形はラジャン川の沖積平野を除き全般に丘陵と山地が多く,大河川の低湿地はマングローブ林や湿地性森林,山地は厚い雨林に覆われている。クチンと主要都市シブ,ミリを結ぶ道路建設が進められているが,なお陸上交通は不便であり,各都市間の一般的な交通手段は小型船と航空機である。陸続きのインドネシア(カリマンタン)との交易はほとんどなく,クチンよりポンティアナへ週1便の小型機が飛ぶほかは,旅客・物資を直接運ぶ路線はない。…
※「ミリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」