リットル(英語表記)liter; litre

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リットル
liter; litre

体積の慣用単位。記号は l または L 。 1l は 1dm3 の別称である (1964年国際度量衡総会) 。メートル法が制定されたとき,標準気圧のもとで最大密度をもつ約4℃の純粋の水 1dm3 の質量を 1kg と定めてキログラム原器が作製され,体積 1dm3 を特に 1l とした。しかしキログラム原器の製作誤差のため,逆に原器の質量を 1kg として前記の純水 1kg の体積を精密測定した結果に基づき,1950年に「 1l は 1.000028dm3 である」と改定された。その後 1l と 1dm3 との混乱が著しかったので,純水の質量とは無関係に「 1l は 1dm3別称」と再改定されたものである。単位名はギリシア語のリトラ (はかり) に由来する。

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百科事典マイペディアの解説

リットル

メートル法における容量の単位。litre(米国ではliter)。記号はlまたはL。1901年の国際度量衡総会で〈1気圧のもとで最大密度にある純粋な水1kgの占める体積〉と定められ,この定義は長い間使われたが,体積測定の精密化に伴い,リットルと立方デシメートル(dm3)の混同が重大な結果をもたらすことを考慮して,1964年の総会では,リットルを立方デシメートルの特別の名称である,と明確な定義づけをした。

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世界大百科事典 第2版の解説

リットル【litre】

メートル法における容量の単位。アメリカではliterという。その定義には歴史的な変遷があり,1795年のフランスにおけるメートル法制定当初は〈立方デシメートル(dm3)〉であったが,1901年の国際度量衡総会で〈1気圧のもとで最大密度にある純粋な水1キログラムの占める体積〉と改められ,その大きさは実験により約1.000 028dm3とされた。この定義は長い間使われたが,体積測定の精密化に伴い,リットルと立方デシメートルの混同が重大な結果をもたらすことを考慮して,64年の国際度量衡総会は再度定義を改め,リットルを立方デシメートルの特別の名称とした。

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単位名がわかる辞典の解説

リットル【litre〈フランス〉】

体積の単位。記号は「ℓ」または「L」。1ℓは、メートル法における1dm3、つまり1000cm3に等しい。1は約1.8ℓ、人間の血液全量は約5ℓである。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

リットル
りっとる
litre

メートル法の体積の単位。1立方デシメートルの体積をいう。国際単位系(SI)の単位ではないが、SI単位との併用が認められている。記号はLまたはl。ただし、数字の1との判別を容易にするため、日本国内では、Lを推奨している。メートル法制定当時は基本単位として、最大密度になる温度で1キログラムの水が占める体積とされたが、実測の結果はいくつかの値に分かれていた。そこで1901年の国際度量衡総会で、1リットルを1.000028立方デシメートルと統一したが、その後1964年の総会で現在の定義に改められた。[小泉袈裟勝・今井秀孝]

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367日誕生日大事典の解説

リットル

生年月日:1838年4月18日
イギリスの実業家
1908年没

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