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メソニエ Meissonier, Jean-Louis-Ernest

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

メソニエ
Meissonier, Jean-Louis-Ernest

[生]1815.2.21. リヨン
[没]1891.1.31. パリ
フランスの画家。 1830年パリに出て L.コニエに学び,34年サロンに初出品。ナポレオン1世の戦役に取材した歴史画や,オランダの 17世紀の画家たちの影響を受けた風俗画を描き,40年代中葉から名声を得た。ほかに本の挿絵を 300点以上残した。主要作品は『ソルフェリノ』 (1863) 。

メソニエ
Meissonier, Juste-Aurèle

[生]1693/1695. トリノ
[没]1750.7.31. パリ
イタリア生れのフランスの建築家,室内装飾家,彫刻家,画家,金細工師。イタリアに学び,バロックの建築家 F.ボロミーニの影響を受けた。ロココ様式の創始者の一人で,1724年ルイ 15世の金細工師に,26年国王の寝室とキャビネットのデザイナーに任命され,28年には,王の寝室のためのシャンデリアで,ロココのデザインを初めて表現した。建築家としてはパリのサン・シュルピス聖堂のファサードの設計 (1726) など。『メソニエ,装飾作品図案集』 Meissonnier,recueil de ses oeuvres d'ornements (43起稿) を残した。

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世界大百科事典 第2版の解説

メソニエ【Juste‐Aurèle Meissonnier】

1695‐1750
フランス・ロココ期の装飾家,デザイナー。プロバンス出身の宮廷彫金師の息子としてトリノに生まれ,1720年パリに出て,24年にゴブラン製作所の王室専属の金銀細工師,次いで26年J.ベランの後を継いで王室の図案師に任ぜられた。ピトレスク(絵画風)と呼ばれる華麗で幻想的なロココの装飾様式を確立した創始者の一人である。現存する約120枚の銅版による装飾デザイン集は,メソニエの大胆なアシンメトリー(左右非対称)の特色を示している。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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