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メーリング Mehring, Franz

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

メーリング
Mehring, Franz

[生]1846.2.27. シュラーベ
[没]1919.1.29. ベルリン
ドイツの歴史家,文芸評論家。ベルリン大学,ライプチヒ大学で文献学を修め,ジャーナリストとなる。 1878年以降ビスマルクの社会主義者鎮圧法に反対し,89年以降マルクス主義者として社会民主党機関誌『ノイエ・ツァイト』の編集に参加,政治的主張を展開した。ドイツ共産党の前身スパルタクス団の主要メンバー。『ドイツ社会民主党史』 Geschichte der deutschen Sozialdemocratie (4巻,1897~98) をはじめ,歴史や社会主義に関する多くの著述があるが,文学の領域では『レッシング伝説』 Lessing Legende (93) が,マルクス主義文学研究の古典といわれている。

メーリング
Mehring, Walter

[生]1896.4.29. ベルリン
[没]1981.10.3. チューリヒ
ドイツの詩人,劇作家。表現主義の抒情詩人として出発し,やがてダダにいたる。仮借ない政治的風刺詩を書き,ナチス時代はフランス,アメリカで亡命生活をおくった。詩集のほか,戯曲『ベルリンの商人』 Der Kaufmann von Berlin (1929) ,回想記『ベルリン・ダダ』 Berlin-Dada (59) などがある。

メーリング
Mering, Joseph, Freiherr von

[生]1849.2.28. ケルン
[没]1908.1.5. ハレ
ドイツの医師,生理学者,薬理学者,実験病理学者。ストラスブールで医師となり,1890年ハレに移り,1900年に病院長となった。 O.ミンコフスキーとの共同研究でイヌの膵臓を摘出すると糖尿病の症状が生じることを発見。これがのちのインスリンの発見につながった。次いで鎮痛鎮静剤の研究に手を染め,E.フィッシャーと協力して鎮静・催眠剤のバルビタールを開発した。

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百科事典マイペディアの解説

メーリング

ドイツの社会主義者。1891年ドイツ社会民主党に入党し,党機関紙《ライプチヒ民衆新聞》の主筆となった。党左派に属し,のちスパルタクス団ドイツ共産党の結成に参加。

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世界大百科事典 第2版の解説

メーリング【Franz Mehring】

1846‐1919
ドイツのマルクス主義文筆家。大学卒業後,ブルジョア左派のジャーナリストとして活動。社会主義者鎮圧法の時期に意見を変え,1891年,ドイツ社会民主党に入党,《マルクス,エンゲルス,ラサール遺稿集》(1902)の編集に当たり,名著《社会民主主義の歴史》4巻(第2版1903‐04)を書いた。党内では左派の論客として活躍,カウツキーの《ノイエ・ツァイトDie Neue Zeit》に協力,《ライプチヒ民衆新聞》の編集を行った。

メーリング【Walter Mehring】

1896‐1981
ワイマール時代のベルリンの代表的なキャバレー(文芸寄席)のシャンソン作家。ゲオルゲ・グロスの素描に触発されてダダイストとなり,第1次大戦後に新発足したキャバレー〈シャル・ウント・ラウホSchall und Rauch〉の演目のために,軽快なジャズ・テンポのシャンソンを作詞して,新時代の痛烈なダダ・ソングの旗手となった。以後〈ウィルデ・ビューネWilde Bühne〉や〈グレーセンワーンGrössenwahn〉など代表的なベルリンのキャバレーのために《ベルリン同時性》《船乗りのコラール》等のヒット作を書いたが,しだいに政治的風刺性・攻撃性を強め,《鉤十字の歌》やE.トラーの《どっこい生きてる》(1927)のための劇中ソングを作り,ピスカートルの左翼演劇《ベルリンの商人》(1929)の台本を書いた。

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