ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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硬骨魚綱フグ目モンガラカワハギ科に属する海水魚。南日本の各地と太平洋、インド洋の熱帯域に広く分布する。体は楕円(だえん)形で側扁(そくへん)し、硬い板状の鱗(うろこ)に覆われる。尾柄部の鱗には数列に並ぶ小棘(しょうきょく)がある。第1背びれには3本の棘(とげ)があり、大きな第1棘を第2棘が支えて固定することができる。英名のトリガーフィッシュtrigger fish(引き金の意)は、第1背びれのこの構造に由来する。腹びれは単一の腰骨の後端にあり、小さく退縮した鰭条(きじょう)とこれを包む変形した鱗から構成される。体色は黒褐色の地に体側腹方に大きな白色円斑(えんはん)が数縦列に並び、第1背びれの周囲に黄色の網目状模様がある。口は橙(だいだい)色で、目の前方にも橙色の1横帯がある。体長は35センチメートルに達する。サンゴ礁に生息し、敵に襲われると穴に潜り込み、第1背びれと腹びれの先端を穴の壁面に押し付けて体を固定させる。肉は食べられるが市場価値はほとんどない。
[松浦啓一]
《「ノブレスオブリージュ」とも》身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞...
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