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ヤケヤスデ hothouse millipede

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世界大百科事典 第2版の解説

ヤケヤスデ【hothouse millipede】

倍脚綱(ヤスデ綱)ヤケヤスデ科のヤスデ(イラスト)。住宅のまわりでもっともふつうに見られる代表的な種類。体長約2cm前後で背が焼けたように黒褐色なのでこの名がある。頭に1対の触角があるが眼はない。胴は20胴節があり,背板はわずかに凸隆し,両縁はひさしのようにつき出ている側庇(そくひ)の部分のみ黄色。腹部と31対(雄は30対)の歩肢は黄白色。ものに驚くと渦巻状にまるくなり,側庇縁にある臭孔から不快なにおいを出して防御する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヤケヤスデ
やけやすで / 焦馬陸
hothouse millipede
[学]Oxidus gracilis

節足動物門倍脚(ばいきゃく)綱ヤケヤスデ科に属する陸生動物。体長約2センチメートル、体幅2ミリメートル。20胴節で、背面は黒色または黒褐色、腹面、歩肢および側庇(そくひ)は黄白色。手で触れると不快なにおいのする臭液を出し、渦巻状に丸くなる。人家近くの田園など郊外に多く、腐植土中にすみ、梅雨期ごろから秋にかけて庭園などにもみられ、ときに集団発生して家屋内に侵入することがある。秋に産卵し1年で成熟する。全世界の温帯および熱帯地方に分布するが、原産地は日本か近隣の亜熱帯地域と考えられている。日本では全国各地の平地に普通に生息する。[篠原圭三郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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