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ヤマモミジ(山紅葉) ヤマモミジAcer palmatum var. matsumurae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヤマモミジ(山紅葉)
ヤマモミジ
Acer palmatum var. matsumurae

カエデ科の落葉高木。日本各地の山地に普通に生える。幹は高さ5~10mになり,樹皮は淡灰褐色,平滑で細い枝が多数分枝する。葉は対生し,掌状葉で7~9片に中裂する。各裂片は卵状披針形で,尾状に鋭くとがり,あらい鋸歯がある。秋に美しく紅葉する。5月頃,葉よりわずか早く,散房状の円錐花序を枝先に頂生する。雄花両性花がある。おしべは8本あり,萼は5個で濃紅色,花弁5個は淡紅色をしている。果実は大型で 2cm以上の翼があり,互いに鈍角をなす。本種は変異が多く園芸品種も多い。庭木としてごく普通なイロハモミジも本種から生じたものである。

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