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ラティウム ラティウム Latium

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デジタル大辞泉の解説

ラティウム(Latium)

イタリア半島中部、アペニン山脈ティレニア海との間にある、テベレ川流域の地方。古代ローマ文明の発祥地。

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百科事典マイペディアの解説

ラティウム

ラチオ

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世界大百科事典 第2版の解説

ラティウム【Latium】

古代イタリアの地方名。前6世紀ごろには,ティベル(テベレ)川,アニオ川,アルバヌム山,ティレニア海岸にかこまれた一帯をさしたが,この領域は次第に拡大した。農業・牧畜に有利な自然条件に恵まれて早くから人が住みついたが,歴史時代には,ラテン人とよばれるラテン語を話す住民の居住するところとなった。彼らは多くの独立した共同体を形成し,宗教によって結びついたいくつかの連合体をつくっていた。前6世紀に北方のエトルリアの支配下に入った後,前5世紀末からはローマの勢力下に入り,これと同盟関係を保った。

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大辞林 第三版の解説

ラティウム【Latium】

イタリア半島中部、アペニン山脈以西の古代における地方名。中心都市ローマ。この地の住民が使用した言語がラテン語として発展した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ラティウム
らてぃうむ
Latium

イタリア中部の州ラツィオのラテン名であるが、古代のラティウムは、ローマを中心に南北に広がる現代のラツィオに対し、元来ティベリス川(現テベレ川)以南、ティブルTibur(現チボリ)からティレニア海に向かって広がる約1200平方キロメートルの地方で(「旧ラティウム」)、本来ラテン人の居住地をさした。紀元前5世紀以降、ウォルスキ人アエクイ人ヘルニキ人などの領域が「拡大されたラティウム」となり、ラティウムはカンパニアと境を接するに至った。前338年のラテン戦争後、当地方の大部分がローマ国家に併合された。6世紀にローマ教皇の世俗的権力の基地となって以来、中世を通じてローマ教皇領の中核部分をなしていたが、1870年イタリア王国に併合された。[平田隆一]

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世界大百科事典内のラティウムの言及

【ラチオ[州]】より

…主要農産物は小麦,トウモロコシだが,園芸栽培のキャベツ,トマト,ブドウの生産量も多い。 古代ローマ建国時のラティウムLatium(イタリア語でラチオ)はローマ市を流れるテベレ川から東と南に約20kmの限られた地域を指していた。以後徐々に南に領域を拡張し,帝政時代には現在のカンパニア州に接する地域まで達した。…

【ラウィニウム】より

…古代ローマの都市。イタリアのラティウム地方の海岸に面したところにあった。現在のプラティカ・ディ・マーレ。…

【ラチオ[州]】より

…主要農産物は小麦,トウモロコシだが,園芸栽培のキャベツ,トマト,ブドウの生産量も多い。 古代ローマ建国時のラティウムLatium(イタリア語でラチオ)はローマ市を流れるテベレ川から東と南に約20kmの限られた地域を指していた。以後徐々に南に領域を拡張し,帝政時代には現在のカンパニア州に接する地域まで達した。…

【ラテン語】より

…その意味ではラテン語は古代から現代まで継承され生き続けてきたし,現代ヨーロッパの諸言語のあらゆる面に,われわれはその古い姿をうかがうことができる。
【ラテン語の成立】
 ラテン語はその名の通り,ラティウムLatiumと呼ばれたテベレ川に接する七つの丘のあるせまい地域,つまり現在のローマの一画の住民の言語にすぎなかった。前1千年紀の後半になってもローマの北部にはエトルリアが栄え,エトルリア語が話されていた。…

【ラテン人】より

…本来イタリアの中央部ラティウム地方に居住し,ラテン語ないしこれと同系の言語を話した古代民族。前7世紀以来いくつかの都市を建て,これらの都市国家の間で〈ラテン同盟〉を結成した。…

【ローマ】より

…その後から移住してきたインド・ヨーロッパ語系諸族には,ウンブリア人サベリ人などの一群と,ラテン人との2派があった。ラテン人はラティウムの各地の丘陵の上などに定住し,相互に同族感情をもち,おそらくは同盟を結んでいた。これらの集落の一つがローマで,伝承ではアルバ・ロンガのラテン人によって建設されたという。…

※「ラティウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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