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リュウグウノツカイ リュウグウノツカイ Regalecus russelii

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リュウグウノツカイ
リュウグウノツカイ
Regalecus russelii

アカマンボウ目リュウグウノツカイ科の海水魚。体長 5.5mに達する。体は強く側扁し帯状で,後方へゆくにつれて体高はしだいに低くなる。歯がない。背鰭の第1~6条は糸状に伸びる。腹鰭も糸状。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵miniの解説

リュウグウノツカイ

アカマンボウ目リュウグウノツカイ科に属する海水魚。全世界の熱帯から亜熱帯域の水深数百メートルに生息しているとみられ、日本では青森県以南で発見されている。これまで見つかった個体は全長3メール程度がほとんどだが、全長11メートル、体重272キロのものも見つかっており世界最長の硬骨魚類とされている。縦に平たく非常に細長い体形で、体色は銀白色、背びれ・腹びれは鮮やかな紅色で糸状に長く伸び、尾びれは糸状で小さく、尻びれはない。この独特の形態から本和名がつけられたとみられ、伝説に伝わる大海蛇の正体ではないかとも考えられている。生態についてほとんど知られていないため、幻の深海魚ともいわれる。生きたまま捕獲されることは珍しく、日本では2010年3月に長崎県平戸市沖で、15年12月に石川県七尾市で捕獲され、共に水族館短時間展示された例がある。

(2016-2-12)

出典|(株)朝日新聞出版発行
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

リュウグウノツカイ
りゅうぐうのつかい / 竜宮之使
slender oarfish
[学]Regalecus russellii

硬骨魚綱アカマンボウ目リュウグウノツカイ科に属する海水魚。全世界に分布し、日本では太平洋側は鹿島灘(かしまなだ)以南、日本海側は青森県以南からまれに報告されている。全長は10メートルに達し、体はタチウオのように細長く、強く側扁(そくへん)する。鱗(うろこ)はないが小さいいぼ状の突起が多数ある。頭の前端は垂直で、頭のてっぺんから背びれが始まり体の後端に達する。背びれの前方の第一軟条から第六軟条は長く伸びる。また、腹びれも糸状に伸びる。尾びれは糸状で小さく、臀(しり)びれはない。体色は銀色で、背びれ、腹びれは赤い。本種の生態は明らかでないが、大洋の中層を泳いでいると思われ、時化(しけ)などで海岸に打ち上げられたり、まれに定置網にかかったりする。その形態から伝説上の海蛇の正体は本種ではないかと考える人がいる。[片山正夫]

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