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リュシッポス リュシッポス Lysippos

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リュシッポス
リュシッポス
Lysippos

古代ギリシアの彫刻家。シキュオン出身で,前4世紀後半にアルゴス・シキュオン派の代表的な作家として活躍。ガイウス・プリニウス・セクンドゥスによれば 1500体以上の作品があったとされ,自然観照に徹した作風でヘラクレス像やアレクサンドロス大王の肖像を多く制作したといわれる。

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デジタル大辞泉の解説

リュシッポス(Lysippos)

古代ギリシャの彫刻家。前4世紀に活躍。アレクサンドロス大王の宮廷彫刻家で、肖像・神像・競技勝利者像を制作。生没年未詳。

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百科事典マイペディアの解説

リュシッポス

前4世紀後半のギリシアの彫刻家。アレクサンドロス大王の宮廷彫刻家をつとめ,青銅による作品は1500点にのぼると伝えられるが,原作はない。代表作は《アポクシュオメノス(掻き取る人)》や《ヘルメス》などで,ローマ時代の模刻があり,小さな頭部,すらりとした肢体,軽快な運動感などを特色とし,次代のヘレニズム彫刻を準備した。
→関連項目スコパス

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世界大百科事典 第2版の解説

リュシッポス【Lysippos】

前4世紀のギリシアの彫刻家。生没年不詳。シキュオンの出身。アレクサンドロス大王の宮廷美術家として活躍。鋳像を得意とし,大王の各種の肖像をはじめ多数の作品を制作したと伝えられるが,確実に彼のものといえる原作はのこされていない。1849年トラステベレで発見された,身体についた汗やほこりをストリギリスという道具で搔き落としている運動選手を表した大理石像は,ローマ帝政時代初期にアグリッパの浴場の前に据えられていたと伝えられるリュシッポスの青銅像《アポクシュオメノス(搔き取る人)》のローマ時代の模刻だとみなされている(バチカン美術館)。

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大辞林 第三版の解説

リュシッポス【Lysippos】

紀元前四世紀のギリシャの彫刻家。アレクサンドロス大王の宮廷に仕え、大王の肖像を多数製作した。

出典|三省堂
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世界大百科事典内のリュシッポスの言及

【ギリシア美術】より

…前5世紀末のペロポネソス戦争,前4世紀の絶えまないポリス間の対立・抗争を通じて,人びとの感情・思想はより現実的・人間的になり,宗教的関心もしだいに弱まった。この傾向を反映して,後期クラシックの彫刻家プラクシテレス,スコパス,リュシッポスらは,優雅で人間的情感にあふれる彫像を作った。
[ヘレニズム時代(前320‐前30)]
 アレクサンドロス大王の没年ころから,プトレマイオス朝エジプト王国の滅亡までの時代をいう。…

【セッコウ(石膏)】より

…この技法は,大プリニウスによれば,シキュオンの彫刻家リュシストラトスLysistratos(前4世紀後期活躍。リュシッポスの兄弟で弟子)の創案とされ,彼は直接人間から石膏取りしたと伝えている。完成した彫像からの型取りによってレプリカを制作する手法も彼の創案と伝えられる。…

【ロードス[島]】より

…アルカイク時代(前700‐前500)には陶芸および金細工の分野で卓越した作品を生み,ヤギ,兎,鳥などの動物文や組紐,波形の抽象文様で飾られた白地の陶器(いわゆる〈フィケルラ陶器〉)は,ギリシア各地だけでなくオリエントにまで輸出されていた。前408年に築かれ経済的に大いに栄えたロドス市は,東地中海域における美術の中心地ともなり,彫刻家リュシッポスや画家アペレスら多くの優れた美術家がこの地で活躍した。なかでもリュシッポスの影響はこの地に強く残り,ヘレニズム時代(前330‐前30)には,彼の作風を受け継いだ一群の彫刻家が,ロドス島内だけでなくギリシア各地,さらにはローマで活躍した。…

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