レゾルシン

百科事典マイペディア「レゾルシン」の解説

レゾルシン

1,3−ジヒドロキシベンゼンに当たる無色結晶。レゾシノールとも。融点111℃,沸点281℃。水,エタノールに易溶。2価のフェノールの一種。防腐剤,殺菌剤,医薬や染料原料に用いられる。1,3−ベンゼンジスルホン酸を水酸化ナトリウムと融解してつくる。(図)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「レゾルシン」の解説

レゾルシン
resorcin

化学式 C6H4(OH)2 。1,3-ジヒドロキシベンゼンに相当する。融点 109~111℃の針状晶。水,アルコールエーテルなどによく溶ける。亜鉛の検出試薬として用いられるほか,医薬,染料原料,皮革なめし剤などに利用される。

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精選版 日本国語大辞典「レゾルシン」の解説

レゾルシン

〘名〙 (résorcine) 化学式m-C6H4(OH)2であらわされる白色結晶。不純物を含むとうすいピンク色になることがある。かゆみどめ、防腐剤、防黴剤などに用いられる。レゾルチン

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デジタル大辞泉「レゾルシン」の解説

レゾルシン(〈ドイツ〉Resorcin)

フェノール類の一。無色の結晶。光や空気に触れると淡紅色になり、塩化鉄により紫色に着色する。水・エーテルに溶け、強い還元作用をもつ。防腐剤・染料の原料。レソルシノール

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世界大百科事典 第2版「レゾルシン」の解説

レゾルシン【resorsin】

m‐ジヒドロキシベンゼンにあたる。レゾルシノールresorsinolともいう。融点111℃,沸点281℃の白色結晶。1864年セリ科植物のアルカリ融解で初めて得られた。ブラジルスオウの乾留でも得ることができる。現在はm‐ベンゼンスルホン酸を水酸化ナトリウムと融解したのち,塩酸加水分解して工業的に合成されている。わずかな甘味があり,空気,光にさらすか鉄分に触れるとピンク色になる。水,アルコール,エーテル,グリセリンによく溶け,クロロホルム,二硫化炭素には溶けにくい。

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