日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
国際自然保護連合(ICUN)が絶滅のおそれのある世界の野生動物の状態を査定したリスト。「RL」と略記されることもある。正式名称は、「IUCN絶滅のおそれのある種のレッド・リストIUCN Red List of Threatened Species」。1966年に第1版を発表し、2006年以降は毎年更新している。1966年にICUNは絶滅のおそれのある動物、植物の現状を記録した資料集、レッド・データ・ブックRed Data Bookを発行した。レッド・リストは、現在、レッド・データ・ブックの基礎であり、データ・ブックよりも広範な種を対象にしている。
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