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ワーラーナシー Vārānasī

翻訳|Vārānasī

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世界大百科事典 第2版の解説

ワーラーナシー【Vārānasī】

インド北部,ウッタル・プラデーシュ州東部にあるヒンドゥー教,仏教の一大聖地であり,同名県の県都。人口92万9000(1991)。北西の首都デリーへ約820km,南東のカルカッタへ約700kmと両巨大都市を結ぶ幹線鉄道と国道2号線のほぼ中間点に位置する。市街地は,聖なるガンガー(ガンジス)川が,この付近で南から北へ流れる左岸に半円状に広がる。 前6~前5世紀ころには,十六大国の一つカーシー国の首都で,ガンガー中流域における最大の政治,経済,文化の中心都市であった。

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世界大百科事典内のワーラーナシーの言及

【巡礼】より

… 多数の宗教・教派が併存するインドでは,信仰を異にする人たちの聖地が近接し,それぞれを巡礼する教徒の間に緊張・抗争が生ずることがある。ワーラーナシーの守護神シバをまつったビシュバナート寺院の西隣にイスラム教徒が礼拝に通うアウラングゼーブ・マスジド(モスク)があり,そのあたりを銃剣を持った警官が衝突防止の巡視をしている姿がしばしばみられる。しかし,たとえばアーグラ郊外の旧都ファテープル・シークリーのジャマー・マスジドにあるイスラム聖者の墓には,その聖者の祝福によりムガル朝のアクバル帝に子が授かったという故事にあやかろうと,宗教・宗派を問わず子宝を願う女性がおおぜい参拝にきているし,ビハール州のナーランダー仏教大学跡の北に立つ密教の摩利支天像を,ヒンドゥー教徒たちが平伏して拝んでいる。…

※「ワーラーナシー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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