三ヶ所神社
さんかしよじんじや
[現在地名]五ヶ瀬町三ヶ所
宮之原にある。祭神は伊弉諾命・伊弉冊命・猿田彦命・菅原道真。旧郷社。旧称は二神(二上)大明神。初め二上山の山頂近く杉ヶ越の山岳社であったという。昌泰年間(八九八―九〇一)に東宮を現高千穂町押方の小谷内に、西宮を現五ヶ瀬町三ヶ所原村に建立したと伝える。押方の二神大明神との間に本社争いが起こり、領主三田井親武の仲裁で現在地宮之原に再建することとなり、元亀二年(一五七一)社殿が造営された。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報
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