三好義継(読み)みよしよしつぐ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三好義継」の意味・わかりやすい解説

三好義継
みよしよしつぐ

[生]?
[没]天正1(1573).11.16. 河内
戦国時代の武将十河一存 (そごうかずなが) の子。一存の兄長慶の養子となる。初名,重存。長慶の死後家督を継いだが,家宰松永久秀勢力が強く,永禄8 (1565) 年久秀にすすめられて将軍足利義輝二条城に襲って自殺させた。同 11年三好三人衆と抗争し,織田信長の入京後はこれに従ったが,天正1 (73) 年将軍足利義昭に応じて信長にそむき,信長の武将佐久間信盛らに攻められて若江城で自殺した。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三好義継」の解説

三好義継 みよし-よしつぐ

1549-1573 戦国時代の武将。
天文(てんぶん)18年生まれ。十河一存(そごう-かずまさ)の子。伯父三好長慶(ながよし)の養子となり,永禄(えいろく)6年(1563)家督をつぐ。松永久秀と三好三人衆の後見をうけたが,両者対立で久秀と同盟。11年織田信長に降伏して河内(かわち)(大阪府)半国をゆるされ,若江城主となる。のち信長と不和となった足利義昭をかくまい,天正(てんしょう)元年11月16日信長軍に攻められて自害。25歳。名ははじめ重存,義重。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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