埼玉県秩父(ちちぶ)市大滝(おおたき)地区三峰に鎮座。旧県社。祭神は伊邪那岐神(いざなぎのかみ)・伊邪那美神(いざなみのかみ)に造化三神と天照大神(あまてらすおおみかみ)を配祀(はいし)する。荒川の源流に近く秩父山塊に囲まれた海抜1000メートルの鞍部(あんぶ)に社殿を配する典型的な山岳登拝型の神社。社伝によれば、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の途次、仮宮を営み、のち景行(けいこう)天皇が東国巡幸に際し、社地を囲む白岩(しらいわ)、妙法(みょうほう)、雲採(くもとり)の山容をめでて三峯の称号を授けた。古来山中に生息した狼(おおかみ)を当社の眷属神(けんぞくしん)「大口真神(おおぐちまがみ)」とし、火盗除(よ)けの信仰が厚い。
[薗田 稔]
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新