フランス国旗。1789年7月17日ラ・ファイエットは,パリの国民防衛軍の記章としてブルボン王家の色である白の両側に,パリ市の色である赤,青を付したリボンを採用した。この3色はただちに革命の象徴として広く用いられるようになり,国民公会は正式にこれを共和国の象徴として採用した。国旗として竿側から青,白,赤の配列が確定したのは1812年。以後,復古王政期を除き,国旗として用いられている。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
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3色に染めた旗。普通はフランス国旗をさす場合が多い。
[編集部]
… 近代国家として十字架とまったく訣別した国旗を制定したのは,たとえば革命以降のフランスである。いうまでもなく,フランスの三色旗は,フランス革命がそのスローガンとしてかかげた自由,平等,博愛の三つの価値を色で表し,そのことによって革命精神を象徴したものとされている。新大陸の新興国家たるアメリカの場合,その国旗は時代とともにかわる,という構造になっている。…
※「三色旗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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