三重銀行(読み)みえぎんこう(その他表記)The Mie Bank, Ltd.

共同通信ニュース用語解説 「三重銀行」の解説

三重銀行

三重県四日市市に本店を置く地方銀行設立は1895年で、店舗は三重県北部を中心に計75店ある。東京、愛知大阪にも進出している。三井住友銀行から5・75%の出資を受けており、渡辺三憲わたなべ・みつのり頭取と種橋潤治たねはし・じゅんじ会長は三井住友銀出身。2017年3月期連結決算の純利益は35億円だった。17年6月末時点の単体の従業員数は1284人。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三重銀行」の意味・わかりやすい解説

三重銀行
みえぎんこう
The Mie Bank, Ltd.

三重,愛知を地盤とする地方銀行。1895年四日市銀行として設立。大正から昭和初期にかけて地場の銀行を次々に合併し,1929年には三重県下最大級の銀行となった。1932年金融恐慌のあおりを受けて休業に追い込まれたが,1934年業務を再開,1939年住友銀行の支援を受け,現行名に変更して再発足した。戦後高度経済成長期愛知県に進出し,積極的に店舗網を拡大した。1976年東京支店,1982年大阪支店を開設。2018年第三銀行経営統合し,共同持株会社三十三フィナンシャルグループを設立,その子会社となった。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「三重銀行」の解説

三重銀行

正式社名「株式会社三重銀行」。英文社名「The Mie Bank, Ltd.」。銀行業。明治28年(1895)「株式会社四日市銀行」設立。昭和14年(1939)現在の社名に変更。本店は三重県四日市市西新地。地方銀行。三重県北部地盤。愛知県にも展開。東京証券取引所第1部・名古屋証券取引所第1部上場。証券コード8374。

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