上毛三山(読み)じょうもうさんざん

日本大百科全書(ニッポニカ)「上毛三山」の解説

上毛三山
じょうもうさんざん

群馬県にある赤城(あかぎ)(1828メートル)、榛名(はるな)(1449メートル)、妙義(みょうぎ)(1104メートル)の三つの山をいう。上毛とは、古代に群馬を上毛野国(かみつけぬのくに)といった古語から出た地名で、上州(じょうしゅう)(群馬県)という呼称とともに用いられる。赤城山榛名山はともに雄大な二重式円錐(えんすい)火山で広い裾野(すその)をもち、妙義山開析が進み変化に富んだ奇岩の山である。群馬県のシンボルとして県民にたいへん親しまれ、いずれも県立公園になっている。

[村木定雄]


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「上毛三山」の解説

上毛三山
じょうもうさんざん

群馬県赤城山(1828m),榛名山(1449m),妙義山(1104m)の 3名山の総称。「上毛」は群馬県の古名,上毛野国(かみつけぬのくに)による。いずれも那須火山帯に属し,赤城山と榛名山は二重式の円錐火山(→成層火山複式火山)。妙義山は開析の進んだ奇岩の乱立する山容を呈する。

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精選版 日本国語大辞典「上毛三山」の解説

じょうもう‐さんざん ジャウモウ‥【上毛三山】

群馬県にある赤城山・榛名山・妙義山の総称。

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世界大百科事典 第2版「上毛三山」の解説

じょうもうさんざん【上毛三山】

古く上毛野(かみつけぬ)国と呼ばれた群馬県にある赤城山榛名(はるな)山妙義(みようぎ)山の三山の総称。関東平野北部から望むことができ,いずれも名山として古来上州の人々に親しまれてきた。【徳久 球雄】

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世界大百科事典内の上毛三山の言及

【赤城山】より

…関東平野の北西縁,群馬県東部にある第四紀後半に活動した成層火山。榛名山,妙義山とともに上毛三山と呼ばれる。すそ野の発達はよいが山頂近くは激しく浸食され,複数の峰に分かれている。…

【榛名山】より

…群馬県の中央部にある複式成層火山。赤城山,妙義山とともに上毛三山と呼ばれる。《万葉集》には伊香保嶺(いかほね)の名で詠まれる。…

※「上毛三山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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